目次
1. めんつゆで作る味玉の隠し味1:ウーロン茶

いつもと違った味玉に挑戦したい方は、隠し味にウーロン茶を入れてみるのが簡単でおすすめだ。通常通りに作った茹で卵にめんつゆとウーロン茶を保存袋内で混ぜ合わせ、空気を抜きながら口を閉じる。冷蔵庫で約6時間置いたら完成だ。ウーロン茶を混ぜることで、香りがプラスされ、さっぱりとした味付けを楽しむことができる。通常味玉の漬け時間は1~2日だが、ウーロン茶を隠し味に加えると半日で味のしみこんだ味玉へと変身するのだ。ウーロン茶が、味のしみこみスピードに影響を与えるためと考えられる。味玉にウーロン茶の組み合わせの相性が気になる方もいるかもしれないが、ほとんどウーロン茶の味がすることがないことから、ほかの料理との相性もよいだろう。
2. めんつゆで作る味玉の隠し味2:ラー油

ピリッと辛みのある味玉を楽しみたい方は、ラー油を隠し味に入れてみてほしい。めんつゆと水、ラー油入れた保存袋の中に茹で卵を入れ、口をしっかり閉じて完成を待つ。約1時間すると味がしみこむため、時短で気軽に作れる一品だ。ラー油を入れることでコクがでて、ラーメン屋で提供されるような味玉になるのが特徴といえるだろう。また、すりおろしたにんにくと一味唐辛子を合わせて入れることで、さらにピリッと一味変わった辛さのアクセントの効いた味玉に変化する。子どもも一緒に食べる場合には、ラー油の量を半分に減らし、一味唐辛子を取り除けば美味しく食べられるだろう。
3. めんつゆで作る味玉の隠し味3:ごま油とにんにく

味わい深い味玉を楽しみたい方は、ごま油とにんにくの組み合わせを試してみるのはいかがだろうか。にんにく醤油の味付けが癖になること間違いなしだ。醤油や砂糖、豆板醤などを一緒に混ぜ合わせるため、味わい深い仕上がりになる。用意するにんにくは、薄切りでもみじん切りでもチューブでもお好みのもので大丈夫だ。ごま油をかけるタイミングは最初や途中ではなく、最後のタイミングがよいだろう。こちらも好みに合った量をかけるのがおすすめだ。ごま油とにんにくの味玉をより楽しみたい方は、パクチーや青紫蘇、白髪ねぎを準備するのがよいだろう。味玉と薬味と一緒に食べることで、最初とは違った味が最後まで楽しめる。
4. めんつゆで作る味玉の隠し味4:コチュジャン

コクとピリ辛を楽しみたい方は、コチュジャン入りの味玉がおすすめだ。通常の味玉に少量のコチュジャンを入れるだけで辛さが増し、ピリ辛の味玉が完成する。午前中に仕込めば夜ごはんには味がしみこんだ味玉を楽しめるだろう。濃い味付けが好みの方は、1日漬け込むと黄味の部分まで味がしっかりしみこむため、試してみてほしい。コチュジャンの辛さだけでは物足りない方は、調味料の中に鷹の爪を入れるのもおすすめだ。そのほかにも、食べる直前にブラックペッパーをかけるといった工夫もよいのではないだろうか。また、コクをプラスして楽しみたい方は、マヨネーズをかけることで味がマイルドになるだろう。
結論
めんつゆで作る味玉にちょっとした隠し味を加えるだけで、いままでとは違う味わいを楽しめる。隠し味の種類によっては、自宅にある調味料で気軽にチャレンジできるものもあるのではないだろうか。味玉は漬けておくだけで立派な一品に仕上がるため、時間のある午前中や前日の夜に仕込むのもおすすめだ。今回紹介した隠し味を参考に、自身の好みに合った味玉を作ってみてほしい。
監修管理栄養士:小林里穂
経歴:管理栄養士養成施設を卒業後、栄養士資格・管理栄養士資格・栄養教諭資格を取得。学校給食センターでの勤務時に小・中学生に食育を実施した経験を活かし、栄養分野の記事執筆・監修を中心に活動中。