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新じゃがいも

新じゃがはいつ獲れるじゃがいも?旬の時期やおすすめレシピを紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2023年3月 4日

春になるとスーパーの店頭に並ぶ新じゃが。「新じゃがの季節です」そんなキャッチフレーズを耳にしたことがある人もいるだろう。今回はそんな新じゃがの旬についてリサーチ。そもそも新じゃがとは普通のじゃがいもと何が違うのだろう?そんな疑問についても答えていきたい。

  

1. 新じゃがの旬はいつからいつまで?

初夏の新じゃがいもの収穫風景
新じゃがとは、新じゃがいものことである。春になるとスーパーに並び始めるもので、普通のじゃがいもよりも明るい色をしている。ここではまず、その新じゃがの時期について解説をしていこう。

一般的に旬は5~6月頃とされている

新じゃがの旬は一般的には、初夏の時期とされている。新じゃがは冬に植えられたもので、3~6月にかけて収穫が行われるのだ。じゃがいもと聞くと北海道を思い浮かべる人が多いかもしれないが、新じゃがの主な産地は九州である。

ただし収穫時期は産地で異なる

新じゃがの旬は桜前線の如く、九州から北上する。そのため、北海道などでは7月頃が新じゃがの季節となる。このように産地によって旬の時期が異なる野菜であるといえるだろう。

2. そもそも「新じゃが」とは

新じゃがいも
新じゃがは、普通のじゃがいもとは異なる点が多い。ここではそもそも新じゃがが一体どんなじゃがいもなのかを詳しく解明していこう。

収穫後すぐに出荷されるじゃがいも

じゃがいもは1年中広く出回っている野菜のひとつである。これはじゃがいもが貯蔵できる野菜だからで、年中出回っているものは秋口に収穫されたものだ。対して、新じゃがは収穫後、すぐに出荷されるものである。

普通のじゃがいもとの違いは?

収穫後、貯蔵されるのがじゃがいも、すぐに出荷されるのが新じゃがだが、これ以外にも違いがある。

新じゃがは皮が非常に薄い。ピーラーで剥く必要がないほどで、擦るだけでするりと落ちてしまうほどである。また薄いため、よく洗えば皮ごと食べることもできる。対してじゃがいもの皮はこれに比べると厚い。こちらは剥いて食べるほうが一般的だ。

味わい

新じゃがは収穫後、すぐに出荷されるので水分がたっぷりでみずみずしい味わい。普通のじゃがいもは、貯蔵されるなかで熟成が進み、水分も抜けるため、ほくほくとした食感になる。またデンプンが糖分に変わることから甘みが強くなる。

新じゃがは栄養も豊富

じゃがいもは、ビタミンCの多い食品として知られている。栄養素は皮の近くや皮にも含まれているので、皮ごと食べられる新じゃがのほうが効率よく摂取することができる。

足が早い点は注意

じゃがいもは保存の効く野菜である。しかし、水分の多い新じゃがは普通のじゃがいもに比べて、劣化が早い。1週間以内で食べ切るのが基本だ。

3. 新じゃがを美味しくいただくおすすめレシピ

フライドポテト
新じゃがは、皮ごと食べるのがおすすめ。揚げ物にすると皮も美味しく食べることができる。ここではおすすめの食べ方を解説していこう。

新じゃがのフライドポテト

フライドポテトを上手に作るポイントは、表面のデンプンを落とすこと。カットしたらぬるま湯で数回洗う、または水に1時間ほどつけておこう。
デンプンが落とせたら、小麦粉と片栗粉を混ぜた粉を薄くつけて、低温(165~170℃)で5~7分ほど揚げる。その後、高温(180~190℃)で1分揚げれば完成だ。油からあげて、仕上げに塩を振る。
この方法で作るとお店のフライドポテトのような仕上がりになるので、試してみてほしい。

新じゃがの素揚げ

素揚げの場合も作り方はほとんど同じ。フライドポテトとは違い、粉をつけずにそのまま揚げるだけだ。より新じゃがらしい味を楽しむことができる。塩はしっかりめに振るといい。

結論

新じゃがは、一般的なじゃがいもと違い、収穫後すぐに出荷されるみずみずしいじゃがいものことである。九州ものは3月くらいから出回り、徐々に産地が北上する。日持ちしないので、購入後はなるべく早く食べ切ること。シンプルな調理がおすすめだ。
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  • 更新日:

    2023年3月 4日

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