目次
- 沖縄おでんに欠かせないてびちを準備し、豚毛が付いていないか確認する
- 豚毛が付いている場合はカミソリでそり落とすか火で炙り、処理するといいだろう。その後熱湯で下茹でする
- 鍋に分量の水を入れ、下茹でしたてびちを強火にかけ、アクを取る作業を2回ほど繰り返す
- アクを取り終えると弱火で2時間程茹でる
- 空いている時間に大根、こんにゃく、厚揚げなどの具を好みの大きさに切っておく
- てびちが茹で上がったら出汁パックで5分ほど煮込み、材料をすべて加える
- 煮込み終わったら青菜を軽く茹で、盛り付けたら完成
1. 沖縄おでんの特徴と歴史

奥深い沖縄おでんの特徴と歴史を見ていこう。
具材に豚のてびち入りなのが特徴
沖縄おでんは、一般的な具材と異なるものとして「てびち」が入るという大きな特徴がある。てびちとは豚足のことで、沖縄で親しまれる食材の一つだ。煮込むことでプルプルの柔らかい食感になり、味がしみ込みやすくトロミの付いた出汁を楽しめる。味付けはさっぱりとしていて、練り物や野菜との相性もよいため子どもでも食べやすい一品である。
沖縄おでんが生まれたのは太平洋戦争以後
沖縄おでんはいつからあるのだろうか。諸説あるが、沖縄おでんの発祥は太平洋戦争以降といわれている。日本本土へ復帰運動が盛んになり始めた頃、日本食が沖縄に積極的に取り入れられた。具体的な始まりは不明だが、居酒屋からスタートして家庭の食卓に伝わり、現在の形の沖縄おでんが完成したとされる。
2. 沖縄おでんの作り方

沖縄おでんを作るには時間と手間が必要だ。しかし、ひと手間加えるだけで味が一段と美味しくなる。ここからは沖縄おでんの作り方を紹介するので、ぜひ作ってみてほしい。
材料(5人前)
てびち 1 kg
大根 1/2本
結び昆布 5~10個
こんにゃく 1枚
厚揚げ 2枚
フランクフルトソーセージ 5~10本
ゆで卵 5~6個
ちくわ 5~6本
青菜 1/2袋
本格万能出汁パック 5袋
水 4L
醤油 大さじ3
みりん 大さじ4
作り方
途中のアク抜きをしっかり行うことで臭みが無くなり、食べやすいてびちに仕上がる。
3. 沖縄おでんはどこで食べられる?コンビニはいつから?

ご当地グルメとなっている沖縄おでん。てびち入りの特製おでんを楽しめる店が多いのは那覇市内だ。居酒屋やおでん専門店、コンビニなどでも食べることができ、沖縄では季節に関係なく1年中沖縄おでんを味わえる。
お店によって味付け、作り方などが変わる。自分好みの味付け探しをするもよし、観光客向けにおすすめされているお店に足を運ぶのもよしだ。少量の沖縄おでんが食べたいときはコンビニに行けば気軽に買えるのが嬉しいポイントだ。
4. 沖縄おでんのおすすめ通販

沖縄おでんを食べてみたい方は、てびちの取り寄せがおススメ。出汁と具材のセット販売をしている通販は少なく、下処理済のてびちのみを販売している会社がほとんどである。自宅で沖縄おでんを作るときは、味付け前のてびちがおすすめだ。変化がほしい方は味付きのてびちを入れることで、いつもと違った味わいの沖縄おでんを楽しめるだろう。通販で簡単に手に入るため、自分に合った商品を選んでほしい。
結論
今回は沖縄おでんについて紹介した。てびちが入った珍しいおでんを食べてみたい方も多いのではないだろうか。通販で手に入るてびちを使ってオリジナルの沖縄おでんを作るのもおすすめだ。沖縄県では年中楽しめるので、訪れた際はぜひ挑戦してみてほしい。