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おでん

キャンプおでんを楽しむ方法|具材選びや仕込みが成功のコツ!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年3月 7日

寒い時期になると食べたくなる熱々のおでん。1品で豪華になり、いろいろな具材を食べられるあったかいおでんは冷え込む秋冬のキャンプにぴったりだ。あらかじめ下ごしらえが必要な具材もあるが準備さえしておけば、キャンプ場では煮込んでおくだけでできあがるのもうれしいポイント。今回はキャンプでおでんを楽しむコツからおでんを作る方法、おすすめのキャンプギアまで紹介する。

  

1. キャンプでおでんを楽しもう!

おでん
冷えた身体を内側から温めてくれるおでんは、秋冬キャンプのごはんにおすすめだ。また、おでんはソロキャンプから大人数のグループキャンプまで人数関係なく楽しめる。一人でおでんをお供に晩酌するもよし、みんなでおでんをつつきながらわいわいするのもよし。あらかじめ家で下ごしらえをしてくれば、現地で調理する時間を少なくできるので大人数のキャンプでも心配ない。さらに、おでんはアレンジ方法が無限大なのも魅力の1つ。袋入りのおでんを買って時短調理したり、ご当地おでんを作ったりと自分なりの味わい方を見つけて楽しもう。

2. キャンプでおでんを楽しむ6つのコツ

おでん
キャンプでおでんを作るのは煮込むだけで簡単と思っている方も多いだろう。実はキャンプでおでんを美味しく作るには、コツが必要なのだ。6つのコツを紹介する。

1:下ごしらえの要らない具材を選ぶ

現地でおでんを作る場合は、下ごしらえの要らない具材を選ぶと簡単だ。おでんといえば牛すじという方も多いが、牛すじは下処理に時間と手間がかかり、現地で美味しく仕上げるのは困難だ。そこで、牛すじの代わりにおすすめの具材がウィンナーやソーセージ。簡単にお肉の旨みを出すことができ、おでんを美味しく作れる。

2:家で具材の仕込みをする

下ごしらえのいる具材をおでんに入れたいなら、家で仕込みをして持って行くとよい。大根やこんにゃく、卵など味がしみ込みにくい食材は、自宅で下ごしらえをしておくと、現地での調理が楽になる。大根とこんにゃくは下茹で、卵は茹で卵にして殻をむいておくのがおすすめ。

3:ご当地具材をプラスする

ご当地具材をプラスして、いつもと一味違ったおでんを作って楽しむのもおすすめだ。キャンプで遠くに行った場合は、その土地ならではご当地具材がコンビニ売っていることがあるだろう。ご当地具材を購入して、いつものおでんに加えるだけで簡単にご当地おでんを楽しめる。たとえば、関東や南東北、静岡ではちくわぶ、近畿はじゃがいも、北海道では焼き豆腐などがコンビニおでんで売られているようだ。

4:熱燗の出汁割りを楽しむ

おでんを美味しく食べた後は、日本酒をおでんの出汁で割る「出汁割り」がおすすめだ。おでんの塩味と旨みが日本酒とよく合い、最高の締めの一杯になる。出汁割りで、おでんを最後まで味わおう。

5:締めや朝ごはんで最後の出汁まで使い切る

残った出汁はいろいろな食材の旨みが詰まっているので使わない手はないだろう。おすすめは、うどんや雑炊、カレーうどんなどにリメイクすること。締めや朝ごはんに最適だ。

6:面倒ならレトルトやコンビニおでんでもOK

下ごしらえや調理の時間がかかるのは面倒だという方は、レトルトやコンビニおでんを買おう。現地で温めるだけで簡単に美味しいおでんを味わえるのでおすすめだ。味はもちろん文句なしの美味しさで、価格も安く、準備する時間がない時のキャンプ飯としても使える。

3. キャンプでおでんを作る方法

おでん
次にキャンプでおでんを作る方法を紹介する。キャンプでおでんを作る場合は、あらかじめ家で作って持って行くと当日の手間が省けておすすめだ。その場合は、普段通りに出汁を取り、しょうゆとみりんを加えて一煮立ちさせたら完成だ。冷まして、容器に入れてキャンプ場に持って行こう。あらかじめ作っておくのが面倒な場合は、顆粒出汁やおでんつゆの素を使うと、現地でも簡単に出汁が作れる。
おでんを美味しく作るには、おでんの具材を入れる順番がポイントになる。煮えにくいものから先に入れていくのが基本だ。煮込み時間の目安は、大根、卵、こんにゃくは45分、昆布、ちくわぶは30分。つみれ、つくわ、アスパラ、トマト、じゃがいもは10分、練り物類は5分、はんぺんはできあがりの直前だ。練り物類やはんぺんは煮すぎないように注意が必要。自宅でおでんを作ってキャンプ場に持って行く場合も、当日最後に入れよう。また、火は終始弱火。煮立てすぎるとつゆが濁る原因になる。

4. おでん作りが楽しくなるキャンプギア

キャンプ
家庭用の鍋でおでんを作ってもいいが、キャンプギアで作れば、よりアウトドア感が増して盛り上がるだろう。おでん調理に向いているキャンプギアを紹介する。

おでん専用鍋

ユニフレームなど、キャンプ用のおでん専用鍋があれば、よりキャンプおでんを楽しめるだろう。おでん専用鍋は、バーベキューグリル専用のおでん用角型鍋だ。仕切りがあり、組み替えれば、4仕切りと6仕切りにできるので、人数やおでんの具材の種類によって使い分けられるのがうれしい。仕切りをすると、具材ごちゃごちゃせず、型崩れしやすい食材も心配いらない。おでん専用鍋があれば手軽におでん屋さんで食べるような特別な雰囲気を味わえる。グループやファミリーキャンプでおでんを囲めば、ごはんの時間がさらに楽しいものになるだろう。

クッカー

自宅で使っている鍋でもできないことはないが、やはりキャンプでおでんを作るにはアウトドアクッカーがおすすめだ。クッカーとは、アウトドアシーンで使用する携帯用の小型調理器具。小型の鍋なのでとくにソロキャンプのおでん作りにぴったり。一人前の鍋を作って、そのままクッカーをお皿として使って食べられる。
クッカーは、家庭用の鍋に比べ肉薄に作られているので、空焚きをすると容易に破損してしまう。そのため、空焚きは厳禁なので注意しよう。

ダッチオーブン

キャンプ料理といえば、ダッチオーブンを思い浮かべる方も多いだろう。焼く、蒸す、煮る、揚げる、燻す、炒める、など幅広い料理に使える万能鍋。ダッチオーブンがあると、キャンプ料理のバリエーションが一気に広がる。じっくりとまんべんなく熱が伝わるので、食材の旨みを凝縮させた料理を作ることができる。また、焚き火調理ができるのもダッチオーブンのうれしい特徴だ。そんなダッチオーブンを使っておでんを作ると、一晩寝かせたような味がよくしみたおでんが数時間でできあがる。焚き火と料理の両方を楽しみたい方にはダッチオーブンでおでんを作るのがおすすめ。
しかし、鉄でできたダッチオーブンはいくつかの使用上の注意点がある。熱がある状態で水をかけると急な温度変化で割れてしまう。また、錆の原因となるので、洗剤を使わない、作り置きして放置しない、湿気の多いところで保管しない、定期的に利用することが重要である。

5. キャンプおでんにおすすめの献立

キャンプ
さいごにキャンプおでんに合うおすすめの献立を紹介する。子どもがいたら外せないのが炭水化物。焼きおにぎりは、家でおにぎりを握って持って行けば、あとは焼くだけで簡単に作れる。また、キャンプおでんの締めで、蕎麦にするのもあり。出汁に、そばを入れるだけで美味しい蕎麦ができあがる。また、キャンプおでんができあがるまでにちょこっとつまめる副菜があるとよいだろう。おすすめの料理は、さっぱりきゅうり。きゅうりは塩もみやカットして味噌をつけるだけでも美味しいが、昆布だしの素やすし酢で味付けをするとさっぱりしておすすめだ。家で作って持って行けば、すぐに食べられてよいだろう。

結論

寒い季節のキャンプごはんにぴったりのおでん。いろいろなアレンジができ、キャンプおでんの楽しみ方は無限大だ。今回紹介した、おでんを楽しむポイントや作り方、ギアなどを参考にぜひファミリーキャンプやソロキャンプでおでんを楽しんでほしい。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2023年3月 7日

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