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1. オートミールがカレーと相性抜群
まずは、オートミールがカレーと相性抜群な理由を見ていこう。栄養面での相性についても詳しく解説しているので、ダイエット中の方や健康面を気にしている人もぜひチェックしてみてほしい。
味の相性
オートミールはあっさりとした味わいで、味が濃くスパイシーなカレーとは相性抜群だ。オートミール自体に強い味がないため、カレー以外にもいろいろな味付けと合う。シンプルな味わいのオートミールは和洋中と、さまざまな食べ方ができるのも魅力である。また、オートミールの味わいやクセが苦手な人は、カレー風味にすればあまり気にせずに食べられるだろう。
栄養の相性
オートミールの原材料であるオーツ麦には、食物繊維の仲間のβ-グルカンが豊富に含まれている。また、カレーを食べる際に不足しがちなタンパク質もオートミール100gあたりに13.7g含まれている。(※1)そのため、栄養面から見ても相性がよいと言えるだろう。
2. オートミールカレーのメリット
次に、オートミールカレーのメリットを見ていこう。
時短で作れる
オートミールカレーは手軽に作れるのがメリットだ。カレーライスの場合にはごはんを炊くのに時間がかかってしまうが、オートミールは電子レンジで簡単に米化できる。米化をしたい場合にはオートミールの1.5倍程度の水を加え、軽く混ぜてからレンジで加熱する。均一に米化されないときは、途中で一度混ぜるとよいだろう。カレーライスなら、オートミールを米化してからルーをかけるだけで簡単に作れる。ピラフやチャーハンにするなら、ほかの具材も一緒に耐熱容器に入れてレンジで加熱するだけで美味しく食べられるだろう。ごはんを炊く時間がないときや、時短で作りたいときはぜひ試してみてほしい。
3. オートミールカレーのバリエーション
ここでは、オートミールカレーのバリエーションを見ていこう。定番のカレーライスはもちろん、ドリアやリゾットなども紹介する。
おすすめの食べ方
オートミールカレーのおすすめの食べ方には、以下のようなものがある。
ピラフやリゾットなら、耐熱容器に具材を入れてレンジで加熱するだけで調理できる。野菜やソーセージと一緒にカレー粉を加え、好みの味付けをして楽しもう。ピラフなら水は少なめ、リゾットなら水を多めにしてとろみをつけるとよい。レシピにあわせて水の量を調整するだけで食感が変えられるので、ぜひいろいろ試してみてほしい。カレーライスやスープカレーにするなら、米化したオートミールに好みのカレールーをかければよい。
結論
オートミールカレーにはいろいろな食べ方があり、定番のカレーライスだけでなくピラフやリゾットにしても美味しく食べられる。また、オートミールは電子レンジを使えば簡単に米化できるのがメリットだ。ぜひ本記事を参考にしながら、いろいろなオートミールカレーを楽しんでみてはいかがだろうか。
(参考文献)
※1参照:文部科学省「穀類/えんばく/オートミール|日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
監修管理栄養士:小林里穂
経歴:管理栄養士養成施設を卒業後、栄養士資格・管理栄養士資格・栄養教諭資格を取得。学校給食センターでの勤務時に小・中学生に食育を実施した経験を活かし、栄養分野の記事執筆・監修を中心に活動中。