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マグロの頭

マグロのカマは希少部位!煮付けや焼きなど美味しく食べる方法を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年3月28日

お店でたまに見かけるマグロのカマだが、どの部位でどんな料理が作れるのか知っているだろうか。実はマグロのカマは希少部位で、うまく調理すると美味しく食べられるのだ。そこで今回はマグロのカマとはどんな部位なのか、基本情報やおすすめの料理を紹介したい。美味しく味わいたい人は、ぜひ参考にしてみてほしい。

  

1. マグロのカマの基本情報

お皿の上のマグロカマ
まずは、マグロのカマの基本情報を見てみよう。

部位の特徴

マグロのカマはエラの近くの部分を指し、カマの周囲は骨が入り組んでいるのが特徴だ。マグロのカマの付近には大トロがあり、脂が乗って美味しい。ただ、食べにくさや加工のしにくさからザクっとカットしてそのままで安く販売されていることが多いのだ。名前の由来は、草を刈るカマに形が似ているから名付けられたとされている。食べにくそうに思えるカマだが、実はいろいろな食べ方ができるのも特徴だ。好みの食べ方でマグロのカマを美味しく味わってみよう。

2. マグロのカマ焼き

マグロの頭
マグロのカマを使った料理の中でおすすめなのが、カマ焼きと呼ばれるものだ。大きな形のままで焼き、塩味でシンプルに食べる。以下で下処理の方法や種類などを見てみよう。

下処理の仕方

マグロのカマには大トロがついていて美味しいが、そのままで調理すると生臭さやえぐみを感じてしまう場合がある。そのため、まずは下処理をするようにしよう。下処理の方法にはあら塩を使うやり方と、熱湯をかけるやり方がある。あら塩を使う場合にはマグロのカマにあら塩をたっぷりとふり、そのまま30分~1時間ほど置いておく。出た水分は捨てて、流水で洗ってから水気をふき取ればOKだ。熱湯を使う場合は水洗いをしたマグロを1分ほど熱湯につけ、さらに水洗いをしてから水気をふき取る。

焼き料理の種類と特徴

マグロのカマを使った焼き料理には、シンプルな塩味のカマ焼きや照り焼きなどがある。臭みが気になるときは、ハーブやわさびなどを使うのもおすすめだ。好みの味をつけて焼くだけで美味しく食べられるので、ぜひ試してみてほしい。

3. マグロのカマの煮付け

焼いたマグロ
マグロのカマは、煮付けにしても美味しく食べられる。以下で、煮付けにする場合の下処理方法や料理の種類を見てみよう。

下処理の仕方

下処理の方法は、カマ焼きと同じやり方ができる。あら塩をふって余計な水分を抜くか、熱湯につけて臭みを取るようにしよう。カマ焼きよりは煮付けのほうが臭みを感じにくいが、しっかり下処理はしたほうがよいだろう。

煮付け料理の種類と特徴

マグロのカマで煮付けを作るなら、シンプルに醤油味で煮るのがおすすめだ。また、大根を一緒に煮ても美味しい。唐辛子を加えてピリ辛にしたり、生姜を加えてさっぱりした味わいにしたりするのもおすすめだ。

4. マグロのカマの刺身

お皿に盛ったマグロの刺身
次に、マグロのカマを刺身にする方法を見てみよう。

注意点

刺身として食べたいなら、鮮度のいいカマを選ぶのがおすすめだ。加熱用として売られているカマのなかにも新鮮なものはあるが、色が悪くなっているものは避けるようにしよう。

さばき方

まずはカマについたノコギリカスをキレイに洗い落とす。皮の部分をそぎ取るようにして包丁で取り除き、身が出てくるようにする。カマトロの部分を取り除き、好みのサイズにスライスする。残った赤身部分は筋が多いものの、薄くスライスすれば刺身としても楽しめる。残った本体や取り除いた筋などは、まとめてグリルで焼いて美味しく食べよう。

結論

マグロのカマは食べにくいイメージがあるが、実は調理法次第でいろいろな楽しみ方ができるのだ。特にカマトロの部分は脂が乗っており、刺身で食べると美味しい。マグロのマカを食べたことのない人は、ぜひ本記事を参考にしながら煮付け・カマ焼き・刺身などにチャレンジしてはいかがだろうか。

監修管理栄養士:小林里穂

経歴:管理栄養士養成施設を卒業後、栄養士資格・管理栄養士資格・栄養教諭資格を取得。学校給食センターでの勤務時に小・中学生に食育を実施した経験を活かし、栄養分野の記事執筆・監修を中心に活動中。
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  • 更新日:

    2023年3月28日

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