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塊肉

ローストビーフの簡単な作り方|混ぜるだけのおすすめソースも紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2023年3月 8日

ローストビーフが食卓に並ぶと一気に華やぐため、お祝い事のときにはぜひとも出したいメニューだ。しかし、ローストビーフを家で作るとなると特別な器具が必要になるのではないかと不安になるだろう。ここでは、家にある調理器具を使った簡単ローストビーフの作り方を紹介する。高級牛肉が手に入ったらぜひとも作ってほしい。

  

1. 簡単なローストビーフの作り方:フライパン編

ローストビーフ
実はフライパンがあれば、さまざまな料理が作れる。ローストビーフもその1つで意外にも簡単に作ることができる。小さいフライパンしかなくても、牛肉をフライパンの大きさに合わせてカットすれば問題なく作ることができる。

ローストビーフの材料

  • 牛もも肉(ブロック)
  • こしょう
  • オリーブオイル
お好みでローリエやセロリなどを加えてもよい。爽やかな香りが楽しめるとともに、肉の臭み消しも期待できる。

ローストビーフの作り方

  • 肉は常温に戻しておき、余分な水分を拭き取る。
  • 塩とこしょうを肉にすり込み、そのまましばらく寝かせる。
  • フライパンにオリーブオイルを引き、肉の表面を焼く。1面につき1分を目安にするとよい。
  • フタをして弱火で3~5分蒸し焼きにする。肉をひっくり返し、さらに3分ほど蒸し焼きにする。
  • 二重にしたアルミホイルで焼いたばかりの肉を包み、そのまま30分~1時間放置する。
  • 肉を取り出し、切り分ければ完成だ。
ローリエやセロリなどを使う場合は、蒸し焼きにする際にフライパンに入れる。

柔らかいローストビーフにするコツは放置!

ローストビーフを柔らかくするうえでポイントとなるのがアルミホイルを使うことだ。アルミホイルを二重にして巻くことで、肉の熱が逃げるのを防げる。アルミホイル内に留まった熱は余熱となり、30分~1時間放置すれば肉の中まで適度に火が入る。また、じっくりと熱を入れることで、肉汁を逃さず柔らかかつジューシーな仕上がりとなる。

湯煎を使えば時短ができる

30分~1時間も放置ができない場合は、湯煎をして時短をはかろう。肉を焼くところまでは一緒だが、湯煎の場合はこの先が異なる。
  • 焼いた肉をラップで二重に包み、さらに密閉できる耐熱の袋に入れる。このとき、空気は抜いておこう。
  • 沸騰した湯に袋ごと肉を入れ、3分ほど茹でる。このとき、袋が鍋底や鍋肌に付かないように注意しよう。
  • 火を止めて15分ほど放置し、鍋から取り出して冷めるのを待てば簡単ローストビーフの完成だ。
湯煎することで、より早く熱が通るため、短時間でもローストビーフができる。
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2. 簡単なローストビーフの作り方:炊飯器編

炊飯器
炊飯器はケーキも焼けるし、ローストビーフも簡単に作れる。最近はいろいろな機能がついた炊飯器もあるが、一般的な機能の炊飯器でも問題なく作れる。
肉を焼くところまではフライパンで作るときと同じだ。
  • 焼いた肉はそのまま密閉できる耐熱の袋に入れ、空気を抜いて口をとじる。
  • 炊飯釜に熱湯を注ぎ、そこに袋ごと肉を入れて保温ボタンを押す。
  • 30分後、炊飯器から取り出して冷ます。
  • 肉を袋から取り出して、切り分ければ完成だ。
ちなみに、ローリエやセロリなどを入れたい場合は肉を袋に入れる際に一緒に入れよう。また、保温している最中に肉が浮かび上がってしまうようであれば、耐熱容器を一緒に入れて重し代わりにしよう。肉が湯に浸かっていないと保温していても火が通らなかったり、ムラになってしまったりする。そのため、湯の量にも注意しよう。ただし、湯が多すぎると噴きこぼれることがあるため、肉が大きすぎる場合は炊飯器に合ったサイズに切っておこう。

3. ほぼ混ぜるだけの簡単なローストビーフのソース

スライスした和牛のローストビーフにローストビーフソースをかけている
ローストビーフ自体はシンプルな味わいなので、ソースによって変化をつけるのがおすすめだ。洋風ソースはもちろん、和風ベースのソースもローストビーフには合う。和風ベースのソースはローストビーフ丼のタレにするのもおすすめだ。ここでは、簡単に作れるおすすめソースを3種類紹介する。

醤油ベースの基本のソース

醤油ベースのソースは日本人にとっては食べやすい味付けで、老若男女問わず美味しくローストビーフを食べられる。醤油とみりん、砂糖といった家にある調味料で作れるのも魅力の1つだ。すりおろしニンニクを入れることで、ガツンとした味わいも楽しめる。ニンニクが好きな人は生のニンニクを使うのもおすすめだ。

赤ワインのベースのソース

やはり洋風の味わいにしたいという人は赤ワインベースのソースを作ってみよう。バターとニンニクでコクを、みりんと醤油とはちみつで甘じょっぱさを加えることで、洋風ながら日本人の舌にもぴったりのソースとなる。バターは最後に加えるのがポイントだ。簡単に作れるうえ、ハンバーグやステーキにも使えるため重宝すること間違いなしだ。

わさび醤油ソース

わさびのピリッとした辛みと爽やかな香りがアクセントとして楽しめる。わさびと酒、醤油、みりんだけでも作れるが、すりおろした玉ねぎを加えることで甘みが加わり、より深みのある味わいを楽しめる。

結論

フライパンで作るローストビーフ。肉を焼いた後はアルミホイルに包んで放置するだけなので、意外と簡単に作れる。炊飯器で作る場合も同様で、保温ボタンを押して待っている間に完成する。ローストビーフを作るときは、数種類のソースを準備して余すところなく堪能してほしい。

監修管理栄養士:渡邉里英

経歴:大学で栄養学を学び、大学院卒業後、医学関連出版社に就職。管理栄養士としての知識と医学雑誌の編集経験をもとに、オリひと食料理記事の監修に至る。
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  • 更新日:

    2023年3月 8日

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