パスタをもちもちにする裏技は簡単！作り方のポイントと注意点

店で食べるパスタの麺は家庭とは異なり、もちもちとした食感で美味しい。そのため、家庭でももちもちしたパスタができないかと悩んだ経験がある人は多いはずだ。
家庭でも一手間加えることで、乾燥麺を生麺のようなもちもち食感にすることができる。ここでは、パスタをもちもちにする裏技を紹介しよう。

家庭でも簡単にパスタをもちもちにする裏技は、水に漬けることだ。乾燥パスタと生パスタの違いは水分量にある。乾燥パスタは製麺後高温で乾燥させるが、生パスタは乾燥させないため水分量が多い。このことから、もちもち食感に大切なのは水分量であることがわかる。そのため、乾燥麺を水に漬けてから茹でると生パスタのようなもちもちした食感を出すことができるのだ。

もちもちになる理由がわかったところで、今度はパスタをもちもちにする裏技のやり方を解説していこう。

パスタを水に漬ける方法はとても簡単で、ひたひたに水を入れた容器の中に乾燥パスタを折らずに入れるだけだ。容器はパスタが全部浸かるような、大きめのものを選ぼう。この方法で、乾燥パスタに水分が浸透して生パスタのようなもちもちとした食感になるのだ。
一般的には約1～2時間水に漬けているレシピが多いようだが、麺の太さによって多少違いがあるので、様子をみながら漬けるようにしよう。確認して芯が残っているようなら、芯がなくなるまで放置したほうがもちもちの食感に仕上げられるだろう。

水をたっぷりと含ませた乾燥パスタは、生パスタのように短時間で茹でることによりもちもちの食感になる。あらかじめ水分をたっぷりと含ませてある乾燥パスタは、普段の乾燥パスタの少し芯が残った食感ではなく、柔らかくもちもちした生パスタのような食感に仕上がるのだ。

もちもちになる理由ややり方がわかったところで、最後にパスタをもちもちにする裏技の失敗しないためのポイントをみていこう。

パスタをもちもちにする裏技を行う際は、一般的な1.7mmのパスタを使用するのがよいだろう。早茹でなどの表記のあるものを使用すると、パスタが溶けて食感が悪くなるので注意しよう。水に漬けた後は、茹で時間をいつもより短めにすることも忘れずに。
また、水に漬けた時間やパスタの特徴によっては、水に漬けた後で茹でると形が崩れ食感が悪くなり、逆に味が落ちる可能性もある。そのため、もちもちにする裏技を使ったパスタは、オーブンで焼いたり炒めたりする方が美味しく仕上がることもある。

乾燥パスタでも一手間加えることで、生パスタのようなもちもちの食感にすることができる。パスタをもちもちにする裏技は、乾燥パスタを水に漬けることだ。乾燥パスタは生パスタと違い製麺後に乾燥させるため、水分量が少ない。そのため、水に漬け水分を含ませることで生パスタのようなもちもちのパスタになるのだ。この記事を参考に、パスタをもちもちにする裏技を試してみてはいかがだろうか。

経歴：大学で栄養学を学び、大学院卒業後、医学関連出版社に就職。管理栄養士としての知識と医学雑誌の編集経験をもとに、オリひと食料理記事の監修に至る。