目次
- ささみの筋の両側に包丁を沿わせながら浅い切り込みを入れる
- 包丁の背で身を軽く押さえながら、筋の先端を手で持つ
- そのまま筋を手で引っ張り出す
- ささみの上にフォークを置く
- ささみの筋の端をフォークの爪の間に入れる
- キッチンペーパーで筋の端を挟むように持つ
- フォークで身を押さえ、筋を引き出す
- ささみの上に割り箸を置く
- ささみの筋の端を割り箸の割れ止まりの部分に入れる
- キッチンペーパーで筋の端を挟むように持つ
- 割り箸で筋を挟みながら身を押さえ、筋を引き出す
1. ささみの筋取りを簡単にする基本技

ささみの筋取りは、一般的には包丁を使って行う。基本の手順は下記の通りだ。
包丁の刃先で浅く切り込みを入れれば、手で引っ張るだけで筋取りができる。ただし、筋を引き出す際に滑りやすいという難点がある。そこで、より簡単に筋取りをするには、下記の道具を使うのがおすすめだ。
キッチンペーパー
素手では滑ってしまい筋取りがうまくできないという場合でも、筋と手の間に1枚キッチンペーパーをかませるだけで簡単に筋取りできるようになる。キッチンペーパーでささみの筋を挟み込むように掴むのがポイントだ。滑りにくくなるため、スムーズに引き出すことができる。
2. ささみの筋取りをフォークでする裏技

ささみの筋取りは、フォークを使えばより簡単だ。包丁を使う基本的な方法に対し、裏技として広まっている。キッチンペーパーも併せて使えば、ストレスなく筋取りできるためおすすめだ。
フォークのサイズは筋の太さに合わせるとよい。基本的にはデザート用の小さなフォークで十分だが、ささみのサイズによっては、大きめのフォークのほうが使いやすい場合もある。裏技による筋取りの手順を見ていこう。
フォークのサイズは筋の太さに合わせるとよい。基本的にはデザート用の小さなフォークで十分だが、ささみのサイズによっては、大きめのフォークのほうが使いやすい場合もある。裏技による筋取りの手順を見ていこう。
爪の間に筋を入れる
包丁でもフォークでも、力を入れ過ぎるとささみの身が崩れやすくなってしまう。筋取りをする際は、できるだけ軽い力で引き出すようにするのがポイントだ。そのためにも、キッチンペーパーを使い滑りにくくする工夫が効果的である。
また、筋の端が見つからない場合は、切り込みを入れて露出させておくと作業がスムーズになる。
また、筋の端が見つからない場合は、切り込みを入れて露出させておくと作業がスムーズになる。
3. ささみの筋取りを割り箸でする裏技

割り箸を使った裏技でも、簡単にささみの筋取りができる。この場合も、ほかの方法と同様にキッチンペーパーを使うと取りやすい。割り箸は割らずにくっついた状態で使うのがポイントだ。手順を見ていこう。
挟み込む
割り箸を使うとフォークよりも筋を挟む部分を狭めることができるため、筋をしっかりと固定しやすく引き出しやすい。また、引き出す際に筋に肉がつきにくいというメリットもある。
結論
ささみの筋取りをする際は、キッチンペーパーで筋を挟むようにして引き出すと滑りにくくなりスムーズだ。包丁で切り込みを入れて取る方法が一般的だが、フォークの爪や割り箸で挟んで引き出す裏技もおすすめである。作業しやすい方法は人によって異なるため、3つの方法を試してみるとよいだろう。ささみの筋取りをマスターして、さまざまな調理に役立てよう。
監修管理栄養士:渡邉里英
経歴:大学で栄養学を学び、大学院卒業後、医学関連出版社に就職。管理栄養士としての知識と医学雑誌の編集経験をもとに、オリひと食料理記事の監修に至る。