目次
1. 世界一高い飲み物

世の中には市場に出回らない高価なお酒が数多く存在する。ここでは、世界一高いお酒を紹介しよう。
高級なお酒
お酒の値段が上がる理由は、製造に時間かかったり高級な素材を使って作られていたりと、さまざまである。しかし、世界で一番高いお酒はボトルにダイヤなどの装飾が施されており、値段が格段に跳ね上がっているのだ。世界で一番高いジンは「Silent Pool Gin」で通常の販売価格は6000円程度だが、スペシャルボトルにはボタニカルの絵が24種類描かれて7000ドルで販売されている。また、世界で一番高級なウォッカは「Billionaire Vodka」で375万ドル。濾過の過程でダイヤなどの宝石を使い、ボトルにも約3000個のダイヤが使われているのだ。そのほかにも、ボトルに4100個のダイヤが使われているテキーラの「Ley Diamante」は350万ドル、ダイヤを6500個使用したブランデーの「Henri IV Dudognon Heritage Cognac Grande Champagne」が約200万ドルで売られている。このように高い値が付いているお酒は、装飾品の価値で値段が高くなっているのだ。
2. 世界一高いコーヒー

世界一高いお酒が分かったところで、今度は世界一高いコーヒーについて解説していこう。
希少価値の高い素材
世界一高価なコーヒーといわれているのは、アラミドコーヒーだ。アラミドコーヒーは、フィリピンの草原や森林に生息している「ジャコウネコ」という動物の糞から作られている珍しいコーヒーである。ジャコウネコは人が管理しているのではなく、完全に野生のため、アラミドコーヒーは年間で500kgしか生産できない。そのため、希少価値の高いコーヒーになっているのである。市場では1kgあたり1200ペソほどで取引がされているが、日本の通販サイトなどでは5000~10000円程度で購入可能だ。
3. 世界一高い水

世界にはさまざまな高い飲み物があることが分かったが、次は採取量の少ない水について紹介しよう。
採取量の少ない水
水といえば1本100円程度で買えるイメージだが、シャテルドンという高級な水は1本(750ml)800円とかなり高価である。シャテルドンは、フランスにあるオーヴェルニュ地方シャテルドンで採れる硬水。採取できる量が限られているため、希少価値が高くなっている。シャテルドンは硬水だが、口当たりが柔らかいのが特徴である。また、天然微炭酸でマグネシウムやカルシウムなどのミネラルも豊富な水なのだ。
結論
世界には、市場にはあまり出回らない高価な飲み物がある。高価になる理由は、製造するのに時間がかかったり高級な素材を使用したりするために、希少価値が上がることが挙げられる。しかし、飲み物本体でなく入れ物であるボトルにダイヤなどの宝石で装飾が施され、値段が高くなっているものもあるのだ。この記事を読んで、高級な飲み物を知る際の参考にしてみてはいかがだろうか。
監修管理栄養士:児玉智絢
経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士免許を取得。食品メーカーの商品開発などを経験後、フリーランスとして栄養・健康分野の記事監修を中心に活動中。