目次
1. ミニトマトとプチトマトの違い

ミニトマトとプチトマトは小さなトマトなので同じだと思われることが多いが、呼び名だけではない違いがある。ミニトマトとプチトマトの区分についてみてみよう。
区分と品種
トマトは大きさや重さで分類される。ミニトマトとはその中でも使われている区分名だ。それに対して、プチトマトとはミニトマトの中のトマトの品種名だ。つまりプチトマトはミニトマトの代表的な品種の名称になる。
2. ミニトマト以外の分類

ミニトマトはトマトの分類名だと紹介したが、ミニトマト以外にはどのような分類になっているのだろうか?ミニトマト以外の分類を紹介しよう。
大きさと色
トマトは、大きさや重さによって分類される。約100g以上あるトマトは大玉トマト、約30~60gのトマトは中玉トマト、約10~30gのトマトはミニトマトと呼ぶ。また、ミニトマトよりも小さいトマトはマイクロトマトに分類されている。
3. ミニトマトとプチトマトの現在

ミニトマトとプチトマトの違いは、分類と品種名だと紹介したが、プチトマトとはどのような品種なのだろうか?また、ミニトマトの種類についても合わせてみてみよう。
プチトマトという品種
プチトマトとは、昭和50年ごろに開発されたミニトマトの品種だ。販売当時は、小さく手軽に栽培できることから大人気となった品種だったが、現在はさらに糖度が高く美味しいミニトマトの品種が登場したことから、プチトマトの販売は終了している。
ミニトマトの種類
ミニトマトの種類は色や形によってさまざまで、黄色いシャイニングイエローや緑色のエメラルドなどの種類もある。また、赤いミニトマトでも果肉が硬く糖度が高いルビーや、皮が薄く食べたときに中身が飛び出しにくいフルティカなどの種類のミニトマトが販売されている。
結論
ミニトマトとプチトマトは呼び名の違いだと思われがちだが、ミニトマトはトマトの分類名でプチトマトは品種名だ。しかし現在ではプチトマトという品種のミニトマトは販売が終了しており、ほかにさまざまな種類のミニトマトが販売されている。色や形、食感などが違うミニトマトの種類が販売されているので、いろいろな種類のミニトマトを楽しんでみてもらいたい。
監修管理栄養士:佐々木倫美
経歴:管理栄養士取得後、介護施設、病院にて給食業務、栄養管理業務に携わる。現在病院にて主に透析患者への栄養指導に携わる傍ら、栄養・健康分野の記事監修を手掛ける。