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メロンパン

メロンパンの由来と謎!誕生や名前の由来と地域による違いを紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年4月19日

ふわふわのパン生地の上にサクサクのビスケット生地を乗せて焼き上げるメロンパンだが、なぜメロンパンと呼ばれるのか気になった経験はないだろうか。そこで今回は、メロンパンのルーツや名前の由来について解説していこう。また、メロンパンの地域ごとの特徴も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてみてほしい。

  

1. メロンパンの由来といくつかの説

メロンパン
外がサクサク中はフワフワで、大人から子供まで幅広い年代に人気の高いメロンパンだが、どこで誕生した食べ物なのか気になった経験はないだろうか。ここでは、諸説あるメロンパンの歴史やルーツを解説していこう。

誕生の経緯

メロンパンの誕生の経緯には諸説あり、帝国ホテルに勤めていたアルメリア人の料理人が、ロシアのパンとフランスの焼き菓子であるガレットを組み合わせたという説。また、アメリカを経由して日本に伝わったメキシコのコンチャを模倣した説や、ドイツのお菓子であるシュトロイゼルクーヘンをもとにした説がある。その他にも、生地にメロンフレーバーを混ぜたから、ビスケット生地の割れた様子がマスクメロンに似ていたからなどともいわれているそうだ。日本ではメロンパンの原型が誕生したのが、大正の終わりごろから昭和初期といわれており、神戸に本店のある金生堂の呉支店が海外のお菓子を参考に作られたものが発祥といわれている。当時は現在のような格子状ではなく放射状の模様で作られていたそうだ。

2. メロンパンの名前の由来

メロンパン
メロンパンのルーツや歴史が分かったところで、今度は名前の由来を解説しよう。

名前の由来

メロンパンの名前の由来も誕生の由来と同じく諸説ある。表面の模様がマスクメロンと似ていたからという説や、当時人気のあった高級フルーツであるメロンの人気にあやかろうとして名づけた説。また、メレンゲパンがなまっていきメロンパンになった説や、成形していた型の名前がメロン型とよばれていたからなどさまざまある。ちなみに、広島県呉市にあるメロンパンというお店が、メロン型を使って成形した元祖といわれている。日本でメロンパンの原型となった金生堂が考案したものは、模様が放射状だったため英語で朝日という意味のサンライズという名前で発売された。しかし、格子状のほうが作りやすいため現在のような模様になり、メロンパンという名前が定着していったのだ。

3. メロンパンの由来と地域毎の特徴

メロンパン
メロンパンの発祥や名前の由来について分かったところで、今度は地域ごとの特徴を紹介していこう。

関西での普及

メロンパンの原型であるサンライズは神戸に本店がある金生堂が発祥といわれており、関西ではメロンパンを現在でもサンライズと呼ぶ習慣がある。金生堂の本店は神戸だが、考案したのは広島県の呉市にある支店で、当時の呉市は軍艦の製造が盛んだったため、軍艦に掲げる旭日旗をイメージしたそうだ。ちなみに呉市では丸型のメロンパンを「コッペパン」と呼んでいる。地域によって「メロンパン」「サンライズ」「コッペパン」とさまざまな呼びかたがある不思議な食べ物なのだ。

結論

メロンパンの発祥には諸説あり、メキシコのコンチャを模倣した説や、ドイツのお菓子シュトロイゼルクーヘンをもとにした説などさまざまな説がある。また、名前の由来にも諸説あり表面の格子模様がメロンに似ていたからという説やメロン人気にあやかろうとしたという説などさまざまだ。また、地域ごとにサンライズやコッペパンなど呼び方が違い、メロンパンは中々と面白い食べ物である。
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  • 更新日:

    2023年4月19日

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