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にくまん

肉まんと豚まんに違いはある?中華まんの呼び方と理由を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年4月13日

冬場の寒い時期になると食べたくなる中華まんだが、肉まんと豚まんの違いが気になった経験はないだろうか。豚まんも肉まんも同じ具材を使用しているが、地域によって呼び方に違いがあるのだ。今回は、なぜ肉まんと豚まんという呼び方ができたのか詳しく解説していくのでぜひ参考にしてみてほしい。

  

1. 肉まんと豚まんの違い

肉まん
中華まんとは中華料理の点心の一種で、日本独自に生み出された中華風の蒸し饅頭の総称である。ここでは、肉まんと豚まんの呼び方の違いについて詳しく解説していこう。

同じ中華まん

肉まんも中華まんも豚肉を主な具材として使用した中華まんの一種である。主に関西エリアでは豚まんと呼ばれており、それ以外の地域では肉まんと呼ぶことが多いようだ。東日本や北日本では9割前後が肉まんと呼んでいるのに対して、西日本では豚まんと呼ぶ地域が多いのである。地域による違いはあるものの、同じ中華まんの一種であると覚えておこう。

2. 肉まんと豚まんの違いが生まれた理由

肉まん
肉まんと豚まんは、地域によって違いがあることが分かった。今度は呼び方の違いが生まれた理由について解説していこう。

肉の種類

関西エリアで豚まんと呼ばれる理由は、豚肉と牛肉の差別化が目的だったそうだ。関西エリアでは「肉」といえば牛肉のことを指すため、肉まんと呼んでしまうと牛肉入りの中華まんになってしまう。そのため、具材に豚肉が使われている肉まんのことを、あえて豚まんと呼ぶようになったのだ。最近では、肉まんと中華まんの両方が売られているコンビニもあるようなので、食べ比べをするのもおもしろいだろう。

3. 肉まんと豚まんの一般的な材料

肉まん
肉まんと豚まんの違いについて分かったところで、肉まんと豚まんに使われている一般的な材料について解説していこう。

皮と具の割合と材料

肉まんと豚まんの可食部100gあたりの皮と具材の一般的な割合は、文部科学省食品データベースによると、皮10に対して具が4.5の割合となっている。一般的に使用されてい皮と具の材料は以下の通りだ。(※1)
皮生地
  • 薄力粉
  • 強力粉
  • 砂糖
  • 酵母
  • 食塩
  • たまねぎ
  • ぶたひき肉
  • たけのこ
  • 長ねぎ
  • キャベツ
  • しいたけ
  • ショウガ
  • 砂糖
  • しょうゆ
  • 食塩
  • ごま油
生地の材料と具の材料をそれぞれあわせ、伸ばした生地に具を包んで蒸せばできあがりだ。意外と簡単に作れるので、興味のある人はチャレンジしてみて欲しい。

結論

肉まんと豚まんは基本的には同じものだが、呼び方は関西エリアとその他のエリアで呼び方に違いがある。関西エリアでは肉といえば牛肉を指すため、肉まんというと牛肉入りの中華まんになってしまう。そのため、あえて豚まんと呼ぶようになったのだ。また、肉まんと豚まんの一般的な皮と具の割合は10:4.5である。この記事を読んで肉まんや豚まんを食べる際の参考にしてみてはいかがだろうか。
(参考文献)
※1参照:文部科学省食品データベース「菓子類/<和生菓子・和半生菓子類>/まんじゅう/中華まんじゅう/肉まん」
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  • 更新日:

    2023年4月13日

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