目次
- 1. 安いお米でも高級な味になる昆布を使った裏技
- 2. 安いお米でも高級な味になるにがりを使った裏技
- 3. 安いお米でも高級な味になるはちみつを使った裏技
- 4. 安いお米でも高級な味になる基本的な裏技
1. 安いお米でも高級な味になる昆布を使った裏技

安いお米では、高級米にはとうてい敵わないと思っている人は多いのではないだろうか。しかし、安いお米でもひと工夫するだけで高級米に引けをとらない、美味しいお米に炊き上げられるのだ。ここでは、昆布を使った安いお米でも高級な味になる裏技について解説していこう。
旨みをプラス
安いお米でも旨みのある高級米のような味わいにする方法は、お米を研いだあとにだし昆布を乗せて炊くことだ。昆布と一緒に炊くことで、昆布の旨み成分であるグルタミン酸がプラスされて、お米の旨みがより強く感じられるようになる。また、昆布はお米3合に対して約5g入れるようにしよう。昆布の香りが食欲をそそり、より美味しいと感じることができるため、ぜひ試してみてほしい。
2. 安いお米でも高級な味になるにがりを使った裏技

ここでは、にがりを使った安いお米でも高級な味にする裏技を紹介していこう。
少量加えるだけ
にがりを使って安いお米を高級な味にする裏技は、研いでから吸水したお米ににがりを入れて炊く方法だ。にがりに含まれるマグネシウムが、お米に含まれるペクチンと結合してご飯の表面を包む。そのため、水分や旨みを逃がすことなくふっくらと炊くことができるのだ。にがりはお米1合に対して、1滴を目安に入れるようにしよう。
3. 安いお米でも高級な味になるはちみつを使った裏技

ここでは、はちみつを使った安いお米でも高級な味にする裏技について解説していこう。
自然な甘み
安いお米にはちみつを入れて炊くと、高級米のような旨みと甘みのあるお米が炊き上がる。お米2合に対して小さじ1のはちみつを入れることで、はちみつに含まれる果糖やブドウ糖がお米に吸収され、保水力が高まりもちもちとした食感になるのだ。また、はちみつに含まれるアミラーゼという酵素が、お米のデンプンを分解して糖に変えてくれるので甘みが増すのだ。
4. 安いお米でも高級な味になる基本的な裏技

ここでは、水の測り方や水の量など基本的な炊き方のポイントについて解説していこう。
こだわりの炊き方
まずお米の洗い方は、お米は最初に入れた水を一気に吸い込むため、最初の水は浄水器の水やミネラルウォーターを使うのがよいだろう。そのあと、手早く研いですぐに水を替える。3回ほど研いでから、30分ほど浸水してから炊飯する。また、お米の量をすりきりで正確に測るようにしよう。お米の量が正確でないと、入れる水の量も正確に測れないからだ。
結論
安いお米でも高級な味にするには、昆布・にがり・はちみつを入れて炊く裏技がある。昆布を入れると旨みが増し、にがりは保水力を高めてくれるのでもちもちにお米に炊き上がる。また、はちみつに含まれるアミラーゼという酵素がお米のデンプンを分解して糖に変え甘みが増すのだ。この記事を参考に、安いお米でも高級な味になる裏技をぜひ試してみてはいかがだろうか。
監修管理栄養士:黒沼祐美
経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士、健康運動指導士資格を取得。企業給食管理、食品メーカーでの商品開発、医療機関での栄養指導、健保組合での特定保健指導などを経験。その後、食文化や料理技術を学ぶためイタリアにて1年間料理留学を経験し、2012年より在住。これまでの経験を活かし、現在はオンラインでの特定保健指導や食・栄養関係の記事監修などを行う。