目次
- 1. 酢豚の隠し味その1:いちごジャム
- 2. 酢豚の隠し味その2:オイスターソース
- 3. 酢豚の隠し味その3:マーマレード
- 4. 酢豚の隠し味その4:バルサミコ酢
- 5. 酢豚の隠し味その5:ウスターソース
- 6. 酢豚の隠し味その6:醤油
1. 酢豚の隠し味その1:いちごジャム

酢豚を美味しくする隠し味として、いちごジャムを使おう。酢豚は酸っぱくて甘い。いちごジャムもいちごの酸味と甘みがあるので、酢と砂糖の代わりとして酢豚を作るときに加えることができる。フルーティで簡単に作れ、さらにジャムの効果で豚肉も柔らかくなる。作り方は、酢豚がほぼ完成したところにいちごジャムを投入し、全体的によく混ぜよう。美味しく作るコツとしては、ジャムの存在感が出過ぎないように、少しずつ味見をしながら入れること。またフライパンで炒める際、ジャムが飛び散りやすいので火傷にも注意が必要だ。様子をみながら火加減も量も調整しよう。
2. 酢豚の隠し味その2:オイスターソース

酢豚を美味しくする隠し味として、オイスターソースを使おう。甘酢にオイスターソースの旨みが加わり、コクのある本格中華な味わいに仕上がる。2人前の作り方では、基本の甘酢タレにオイスターソース大さじ2/3を加える。美味しく作るコツとしては、いったん火を止めて豚肉と甘酢タレを加え混ぜてから再び火をつけること。仕上げに、ごま油をまわし入れるとより風味がアップする。
3. 酢豚の隠し味その3:マーマレード

酢豚を美味しくする隠し味として、マーマレードを使おう。マーマレードを加えることで香りもコクもアップし、マーマレードの甘みを生かした甘酢に仕上がる。さわやかな酸味が食欲をそそり、マーマレードの使い切りにもピッタリだ。2人前の作り方では、基本の甘酢タレにマーマレード大さじ1.5を加える。美味しく作るコツとしては、仕上げにもマーマレード大さじ1/2を加えることによって、風味と照りがアップする。いちごジャムと同様、様子をみながら火加減も量も調整しよう。
4. 酢豚の隠し味その4:バルサミコ酢

酢豚を美味しくする隠し味として、バルサミコ酢を使おう。バルサミコ酢の旨み香る酢豚に仕上がる。酸味がまろやかになり、バルサミコ酢の甘みが引き出された味わいだ。赤ワインにも合うだろう。2人前の作り方では、醤油、ケチャップにバルサミコ酢80㏄を加える。調理過程で煮詰めていくので、ほかの調味料より分量が多めだ。美味しく作るコツとしては、バルサミコ酢の甘みを引き出す使い方がポイント。バルサミコ酢をとろみと光沢感が出るまで煮詰める。しっかり煮詰めると甘みが出て、砂糖が不要になる。目安としては、20cmの浅鍋に入れて、1/10程度の分量になるまで煮詰める。鍋を縦に向けると上からトロトロと垂れるくらいに煮詰めよう。仕上げにも、酸味を出すためにバルサミコ酢大さじ2/3を加えるとよい。
5. 酢豚の隠し味その5:ウスターソース

酢豚を美味しくする隠し味として、ウスターソースを使おう。子どもも喜ぶ味付けが簡単に決まる。2人前の作り方では、味付け調味料のメインにウスターソース大さじ1杯弱加える。美味しく作るコツは、味付け調味料は砂糖が溶けるまでしっかり混ぜることだ。
6. 酢豚の隠し味その6:醤油

酢豚を美味しくする隠し味として、醤油を使おう。調味料の味が強くなりすぎず、素材の味が引き立つ仕上がりになる。醤油を使った甘酢あんは、トマトケチャップなしで、シンプルに「醤油、酢、砂糖、塩」の4種類のみで作る。すっきりした甘さとほどよい酸味が感じられ、大人も大満足の味わいになるだろう。美味しく作るコツとして、豚肉の下味にも醤油を使ってしっかりと味をしみこませよう。味をしみこませる際に、水を加え手でもみ込むと、豚肉に水分が入ってより柔らかくジューシーに仕上がる。酢豚にあわせる野菜は、ピーマンや玉ねぎが主流だがとくに決まりはない。しかし葉物野菜など水分が多い食材を加えると、食感がべちゃっとしやすくなるため、なるべく避けるとよいだろう。油を熱したあとに調味料を加えると、甘酢あんがツヤよく仕上がる。具材とあんを絡める前にとろみを付けておくと、ダマになりにくくおすすめだ。
結論
酢豚の隠し味として使える意外な調味料6種類を紹介した。ケチャップなしの醤油を使ったシンプルな甘酢あんの作り方もぜひ試してほしい。甘ったるさが苦手な方に、とくにおすすめだ。冷蔵庫で余っている調味料の消費としても助かるだろう。
監修管理栄養士:黒沼祐美
経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士、健康運動指導士資格を取得。企業給食管理、食品メーカーでの商品開発、医療機関での栄養指導、健保組合での特定保健指導などを経験。その後、食文化や料理技術を学ぶためイタリアにて1年間料理留学を経験し、2012年より在住。これまでの経験を活かし、現在はオンラインでの特定保健指導や食・栄養関係の記事監修などを行う。