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1. キャンプは鍋料理が人気!冬だけでなく夏にもおすすめ

テレビの番組で取り上げられる機会の多いキャンプ飯だが、皆さんは何を思い浮かべるだろうか。カレーや焼肉、ラーメン、ポトフなど、人それぞれいろいろな料理を思い浮かべるだろう。とくに身体が温まる鍋料理は、食材をカットして鍋の素と一緒に鍋に入れるだけと簡単に作れるので人気を集めている。
冬のような寒い時期はもちろん、夏のような暑い時期でも朝晩は冷える場所もあるため、キャンプ飯として食べるのにおすすめだ。自然の中で家族や仲間と囲む鍋料理はキャンプの醍醐味といっても過言ではない。キャンプで作りたくなる、おすすめの鍋料理をピックアップして紹介しよう。
2. キャンプで作りたい鍋料理7選

キャンプにおすすめの鍋をピックアップして紹介する。どれもおすすめなので、ぜひ作ってもらいたい。
1:もつ鍋
香りが食欲をそそるもつ鍋は、キャンプでアウトドアを楽しんだ後、お腹ペコペコの状態で食べるのにおすすめだ。もつを下茹でして臭みをとれば、あとはカットしたキャベツやニラ、もつ鍋スープと一緒に煮込めばOK。ある程度食べ、ちゃんぽん麺を加えて〆に食べるのもありだ。
2:野菜たっぷり鍋
キャンプ飯といえば、とくに初心者は定番のカレーや焼肉のように、茶色っぽい色の料理を作りがちだ。そんな人におすすめなのが、彩りのよい野菜たっぷりの鍋料理だ。たとえばズッキーニやにんじん、セロリのようなカラフルな野菜をピーラーで薄くスライスすると、火の通りがよく、見た目がおしゃれに仕上がる。
3:トマトとレタスのさっぱり鍋
とくにさっぱりとした料理を求めやすい夏におすすめなのが、トマトとレタスのさっぱり鍋だ。鍋にレタスを入れることはあまりないかもしれないが、少ししんなりとしたレタスも美味しく味わえる。味の決め手は塩抜きしたザーサイと干しエビだ。
4:牛バラのピリ辛シチュー
ピリ辛好きな人におすすめなのが、食べ応えのある牛バラのピリ辛シチューだ。ダッチオーブンを使用して作れば圧力鍋の効果で、牛肉がやわらかくなる。なるべく時間をかけて1時間半ほど煮込むとより美味しく仕上がる。煮込みながら、ほかの料理を作るのにおすすめだ。
5:鶏すき焼き鍋
牛肉で作ることの多いすき焼きだが、鶏肉で作っても美味しい。すき焼きとしてそれだけで食べるのもありだが、塩おにぎりを鍋に並べて溶き卵をかけ 、親子丼仕立てで食べるのもおすすめ。
6:串刺ししゃぶしゃぶ
一般的にしゃぶしゃぶというと、お箸で肉をはさんでつゆにくぐらせるが、肉を串刺ししておくと食べやすい。コツは串を2本使用し、串を交差して刺すと肉巻きが抜けにくい。
7:豚バラのポトフ
豚バラ肉を野菜とコトコト煮込む豚バラのポトフは、身体が冷えやすい冬のキャンプにおすすめの鍋だ。味付けは鍋の素を使ってもいいし、コンソメスープの素で味付けしても美味しい。野菜は大きめにカットして食材の味を楽しんでもらいたい。
3. 直火で使えるのは?キャンプ用の鍋の選び方

キャンプで鍋料理をするとき、使える鍋の種類を紹介しよう。キャンプはもちろん、災害時に便利なのが鍋セットだ。フライパンと片手鍋、中皿がセットになっており、直火OKのステンレス製で軽くて丈夫なところに注目するとよい。ほかにキャンプで使える鍋はクッカーやメスティン、ダッチオーブンなど。選び方のポイントは鍋料理のほか、どんな料理に使えるのか、人数に適した容量なのかだ。とくに土鍋は直火だと割れる可能性があるため、おすすめできない。
【クッカー】
クッカーはアウトドア用に軽量化されており、小型の鍋で外でも調理しやすいのがポイントだ。クッカーとひとことでいってもファミリー利用におすすめの深鍋タイプや炒め物に向いている浅型があり、調理する料理によって選ぶとよい。
【メスティン】
メスティンは鍋というより、長方形でお弁当箱のような形が特徴だ。鍋料理はもちろん、蒸したり揚げたり、炒めたりできる万能なアイテムだ。コンパクトなサイズを探している人におすすめ。
【ダッチオーブン】
ダッチオーブンはステンレス製や鉄の肉厚な金属鍋だ。直火にかけるのはもちろん、フタの上に炭を乗せて上からも熱することができる。大きくて重いが、キャンプ上級者に人気のアイテムだ。
結論
キャンプでおすすめの鍋料理や、キャンプ用鍋の選び方を紹介した。キャンプ飯というと定番のカレーや焼肉もありだが、鍋料理もおすすめのひとつ。先述したようにほとんどの鍋料理が、食材をカットして鍋の素と煮込むだけでOK。煮込んでいる間にほかのことをできるのが嬉しいポイントだ。
監修管理栄養士:小林里穂
経歴:管理栄養士養成施設を卒業後、栄養士資格・管理栄養士資格・栄養教諭資格を取得。学校給食センターでの勤務時に小・中学生に食育を実施した経験を活かし、栄養分野の記事執筆・監修を中心に活動中。