目次
1. アスパラは鮮度劣化が早い

アスパラは買ってすぐに鮮度が落ちてしまうと感じる人は多いだろう。ここでは、アスパラの鮮度劣化と冷蔵保存するポイントについて解説していこう。
すぐに使うのが基本
アスパラは、乾燥に弱く鮮度劣化の早い野菜のため、購入したら早めに使い切るようにしよう。冷蔵庫に入れれば2~3日は日持ちするが、乾燥しないように注意が必要だ。冷蔵で保存する際は根元を少し切り落とし、ペットボトルや瓶に湿ったキッチンペーパーなどを敷いて穂先を上に向け立てて入れる。立てて入れたら、上からラップや袋を被せて冷蔵庫で保存する。アスパラの保存に適した温度は2.5℃と低いため、野菜室ではなく冷蔵室に入れるとよい。
2. アスパラ長持ち保存の裏技

アスパラは冷蔵保存だとすぐに鮮度が低下してしまうため、冷凍するのがおすすめである。ここでは、アスパラを冷凍保存する方法や保存期間について解説していこう。
冷凍保存がおすすめ
アスパラを冷凍保存する方法を紹介しよう。まずアスパラの根元を2~3mm程度切り落とす。アスパラの根元と穂先を持って手でしならせて、折れそうになる部分の下側の皮をピーラーでむく。ピーラーを使用するのが簡単だが、ない場合は包丁を使うとよいだろう。皮をむいたらアスパラを4本程度まとめてラップで包み、ジッパー付きの袋に入れ冷凍庫に入れる。この方法で、約3週間保存可能だ。アスパラを下茹でしてから保存する方法は、まずアスパラの皮をむいて約1分30秒下茹でする。粗熱をとってから4本程度まとめてラップで包み、ジッパー付きの袋に入れ冷凍庫で保存する。下茹でしたものの保存期間は約1ヶ月だ。
3. アスパラ長持ち保存法と解凍の仕方

ここでは、冷凍保存したアスパラの解凍方法や解凍したアスパラの使い方を紹介しよう。
上手な解凍の仕方
生まま冷凍したアスパラは、凍ったまま好みのサイズにカットして調理できる。600wのレンジで約45秒加熱して、パスタやサラダなどのトッピングに使えるのだ。また、炒める場合は、水分を飛ばすために通常よりも長めに加熱するようにしよう。また、下茹でしてあるものは、600wのレンジで約20秒加熱するか熱湯をかけて解凍するのがよいだろう。生のまま冷凍したものと同様に、パスタやサラダなどのトッピングに使えるほか、凍ったまま炒め物に加えることもできる。
結論
アスパラはすぐに鮮度が悪くなってしまう野菜のため、購入後は早めに食べきるようにしよう。アスパラは冷蔵保存でも2~3日は持つが、鮮度を保つには冷凍保存するのがおすすめである。また、冷凍したアスパラはレンジなどで解凍ができ、そのままパスタやサラダなどのトッピングに使えて便利だ。この記事を読んで、アスパラを保存する際の参考にしてみてはいかがだろうか。
監修管理栄養士:児玉智絢
経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士免許を取得。食品メーカーの商品開発などを経験後、フリーランスとして栄養・健康分野の記事監修を中心に活動中。