目次
- 栄養を保持できる
- 冷凍のための手間がかからない
- 解凍せずに凍ったまま調理に使える
- 小松菜の根元の部分をカットする
- 小松菜をきれいに洗う
- キッチンペーパーなどを使い水気をしっかりと除去する
- 小松菜を適当な大きさにカットする
- 冷凍用の袋に入れ、冷凍庫に保存する
- 小松菜を洗う
- 鍋に湯を沸かし塩を加える
- 小松菜の茎の部分を沸騰した湯に10秒ほどひたす
- 全体も湯に入れさらに20秒弱茹でる
- 冷水にとった後、水気をしっかりと除去する
- 小松菜を適当な大きさにカットする
- 1回に使い切れる量に分け、ラップにしっかり包む
- 冷凍用の袋に入れ冷凍保存する。
1. 小松菜の正しい冷凍方法:生のまま冷凍がベスト

意外と思われるかもしれないが、小松菜は生のまま冷凍できる野菜である。生のまま冷凍することで、繊細な葉の部分を損傷してしまいそうなイメージがあるが、小松菜はどのように冷凍保存するのか。その方法を見てみよう。
小松菜を生のまま冷凍保存するメリット
まず、小松菜を加熱せずに生のまま冷凍保存するメリットについて説明する。
生のまま冷凍した小松菜の保存期間は、最大で3週間ほどである。
小松菜の冷凍方法
生の小松菜は、以下のような手順で冷凍してみよう。
冷凍保存のコツは、水気をしっかり取り去ること、保存用の袋に入れる際に空気を抜くことである。
2. 小松菜の正しい冷凍方法:長期保存なら茹でて冷凍

小松菜は保存性が高い野菜ではないため、冷凍保存することで長持ちさせることができる。生の状態で冷凍できるだけではなく、茹でた小松菜も冷凍保存が可能である。そのメリットや方法を見てみよう。
小松菜を茹でてから保存するメリット
小松菜を生の状態で冷凍すると、保存期間は3週間が限度である。一方、茹でてから冷凍すると1か月ほど保存が可能になる。小松菜をより長く保存したい場合には、茹でてから冷凍することをおすすめする。ただし、加熱することで栄養や風味は落ちる傾向にある。生で冷凍できない事情がある場合に、茹でた状態での冷凍をするようにしてほしい。
小松菜の冷凍方法
小松菜を茹でてから冷凍する場合の手順を説明する。
冷凍する場合には小松菜はくれぐれも茹ですぎないこと、またラップにくるむ際には空気を含まないようにするのが上手に冷凍するコツである。
3. 小松菜の正しい冷凍方法:解凍方法と使い方

冷凍した小松菜は、どのように解凍し、どのように調理に使うべきなのだろうか。その方法を解説する。
冷凍小松菜の解凍方法
生のまま冷凍した小松菜を調理に使う場合は、解凍の手間を省いてそのまま料理に活用できる。生食する場合でも、1度冷凍した小松菜はしんなりしているため、そのまま自然解凍して、おひたしなどとして食べることができる。自然解凍する時間がない場合には、レンジの解凍機能などを使うとよいだろう。茹でて冷凍した小松菜は、保存袋に入れたまま流水を当てて解凍するとよい。
冷凍小松菜のおすすめの使い方
解凍した小松菜は、どんな料理に使えるだろうか。解凍した小松菜は、通常の小松菜と同様、みそ汁などの汁物の具材として、または炒めものにしても問題ない。調理するのが面倒な場合は、レンジを使っておひたしにするという手もある。また変わったところでは、スムージーなどのドリンクにする方法がある。果物も加えて飲みやすくすれば、たくさんの小松菜を消費できて便利である。
結論
小松菜は長持ちしない野菜であるため、たくさん入手した場合には冷凍保存が向いている。生のまま、あるいは茹でた状態の小松菜を、正しい冷凍方法で保存してみよう。鮮度や美味しさを保ったまま、1か月近く保存が可能となるのである。解凍後の小松菜は、汁物や炒めものとしてだけではなく、ドリンクなどにしても楽しめる。冷凍によって、小松菜の新たなメニューも楽しんでみてほしい。
監修管理栄養士:渡邉里英
経歴:大学で栄養学を学び、大学院卒業後、医学関連出版社に就職。管理栄養士としての知識と医学雑誌の編集経験をもとに、オリひと食料理記事の監修に至る。