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マジパンで作った犬

マジパンの作り方!基本から細工する際の注意点までを紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2023年5月29日

かわいらしい見た目のマジパン。スイーツのデコレーションに使うと一気に華やかになるが、手作りするにはハードルが高いと感じる人は多いだろう。ここではマジパンの基本的な作り方と上手に作るためのポイントを紹介する。オリジナルのマジパンを作って手作りスイーツを盛り上げよう。

  

1. マジパンの基本的な作り方

粉アーモンド
お店で並ぶマジパンはクオリティが高く、家では作れないと思いがちだ。しかし、マジパンに必要な材料や作り方自体はシンプルで、家でも簡単に作れる。マジパンの作り方はいろいろあるが、まずは基本をしっかりおさえよう。

作り方はシンプル

マジパン作りに必要な材料はアーモンドプードルと粉砂糖、卵白の3つのみだ。材料を混ぜ合わせてマジパンを作っていくのだが、手や台が汚れるのが気になる人はポリ袋を使うとよい。ポリ袋を使えば、袋の上からもみ込みつつ、混ぜられるため粉が飛び散ったり、手を都度洗ったりする手間が省ける。
肝心の作り方だが、至ってシンプルだ。まずはアーモンドプードルと粉砂糖を混ぜ合わせる。このとき、アーモンドプードルの塊があれば手でつぶしておこう。そこに卵白を少しずつ加えて硬さを調整していく。全体がなめらか、かつ耳たぶくらいの硬さになればマジパン生地の完成だ。基本の作り方はこれで終わりだが、食用色素を加えて色を鮮やかにしたり成形したりすることで、市販のマジパンのような姿になる。

2. マジパンの作り方とポイント

赤いマジパンのバラのカップケーキ
マジパンの作り方自体は簡単だが、実は注意すべきポイントもある。せっかく作ったマジパンが失敗にならないよう、ここで作り方の注意点をおさえておこう。

細工する時の注意点

マジパンの生地を扱うときに注意したいのが乾燥だ。マジパンは乾燥すると表面がひび割れてしまうため、せっかくキレイに成形できても見た目が台無しになってしまう可能性がある。マジパン細工をはじめると、ついつい生地を出しっ放しにしてしまうが、使う分量以外はラップで包み、表面が乾かないようにしよう。
また、マジパン細工するときはベタベタ触りすぎないようにするのも重要なポイントだ。キレイにできても指紋が付いていたら見栄えが悪くなってしまうからだ。細かい部分は竹串や爪楊枝といった道具も活用すると、触りすぎずに成形できる。
細工中は手をこまめに洗うのも重要だ。マジパン細工をしていると手がべたついてしまい、うまく成形できなくなってしまうことがある。手のべたつきが気になったら手を洗い、キレイな状態で作業すればスムーズに細工ができる。また、衛生面の観点からも手洗いは重要なので、マジパン細工前後は石鹸で手をキレイに洗っておこう。

3. マジパン細工のアイデアと作り方

マジパンとクリスマスのシンボル
マジパンは生地ができあがってからが勝負だ。マジパンはアイデアと細工の作り方次第でさまざまな形を作れるため、オリジナリティを楽しめる。マジパン細工の作り方はいろいろあるが、ここでは一例を紹介する。

好きを形にする

食用色素でマジパンに色を付けたら、パーツごとに丸めておこう。
たとえばクマや猫といった動物の顔を作るときは、大きめに丸めておいたマジパンを顔にし、少し小さめに丸めておいたマジパンを耳にしてくっつければ輪郭ができる。クマの場合は半円に、猫の場合は三角に耳を成形するだけなので、道具がなくても作れる。目や口などのパーツはマジパンで成形すると大変なので、竹炭パウダーで描こう。爪楊枝や箸を使えば簡単にいろいろな表情を付けることができる。
サンタなどの人型のキャラクターを作るときは、より細かくパーツを作る必要がある。たとえば、サンタの場合は帽子やヒゲといったパーツが必要になってくる。パーツごとの大きさを揃えてから作りはじめると途中で作り直す手間がなくなる。とくに目といった小さいパーツは重さを計って揃えると大きさが揃い、見た目の印象がよくなる。
工夫次第でいろいろな形を作れるマジパンだが、時間をかけすぎるとマジパン生地が乾燥してしまう。そのため、作りたいものが決まったら設計図を書いておき、作る順番や配置などをしっかりイメージしておこう。

結論

マジパンの生地作りは意外と簡単で、アーモンドプードルと粉砂糖、卵白を混ぜ合わせるだけだ。ただし、マジパン生地は乾燥に弱いため、成形するまでに時間がかかると表面がひび割れるというデメリットがある。マジパン細工を作る際は、事前にしっかりとイメージを描いてから取り組もう。

監修管理栄養士:黒沼祐美

経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士、健康運動指導士資格を取得。企業給食管理、食品メーカーでの商品開発、医療機関での栄養指導、健保組合での特定保健指導などを経験。その後、食文化や料理技術を学ぶためイタリアにて1年間料理留学を経験し、2012年より在住。これまでの経験を活かし、現在はオンラインでの特定保健指導や食・栄養関係の記事監修などを行う。
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  • 更新日:

    2023年5月29日

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