目次
1. ピーマンの苦くない切り方

ピーマンの苦味成分は細胞の中にあり、細胞壁を壊すことで発生する。つまりピーマンの苦味を抑えたいときは、ピーマンの繊維を壊さないように切ることが大切だ。
繊維に沿って切る
ピーマンは繊維に沿って縦切りにすると、苦味を抑えることができる。これはピーマンの苦味成分がある細胞を縦に切ることで傷つけなくてすむからだ。
2. ピーマンの苦くない切り方のポイント

ピーマンの苦くない切り方は切る方向だけではなく、大きさも関係する。切り方のポイントを抑えておこう。
大きく切る
ピーマンは細かく切ってしまうと、どうしても苦味成分を含む細胞壁を傷つけてしまう。そのため、できるだけ大きく切ると苦味成分が出るのを軽減することができる。
3. ピーマンは丸ごとが苦くない

ピーマンが苦手な人は、ついついピーマンを細かく切ってしまうが実は逆効果だ。ピーマンは丸ごとが1番苦くないのだ。
丸ごとが一番苦くない
ピーマンは丸ごとだと苦味成分のある細胞壁を傷つけないので、苦みが少ない。ピーマンが苦手な人はついつい細かく刻んで料理に使ってしまうが、より苦味が出てしまうので逆効果だ。ピーマンの苦味を軽減するには、丸焼きにしたり、ピーマンの肉詰めのようにピーマンをできるだけ大きめに使う料理にするのがおすすめだ。
結論
ピーマンの苦味は細胞壁が傷つくことで発生するので、繊維に沿って切ったり、できるだけ大きめに切ったりすることで苦味を軽減できる。ピーマンが苦手だからといって細かく切るのは逆効果なので、できるだけ切らずに使うと苦味のないピーマンを味わえる。
監修管理栄養士:佐々木倫美
経歴:管理栄養士取得後、介護施設、病院にて給食業務、栄養管理業務に携わる。現在病院にて主に透析患者への栄養指導に携わる傍ら、栄養・健康分野の記事監修を手掛ける。