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新玉ねぎ

新玉ねぎ長持ち保存ができる裏技テク!冷蔵と冷凍方法を紹介

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2023年5月31日

新玉ねぎは一般的な玉ねぎよりも日持ちしにくい。しかし、保存の裏技を知っていれば長期間美味しさをキープすることができる。今回は、新玉ねぎ長持ち保存の方法を、冷蔵と冷凍の2種類に分けて紹介する。傷んでしまう前に正しく保存して、最後まで美味しく食べきろう。

  

1. 新玉ねぎ長持ち保存ができる冷蔵裏技テク

新タマネギ
新玉ねぎ長持ち保存の基本は、常温ではなく冷蔵で管理することだ。新玉ねぎは低温での管理に向いているため、野菜室より冷蔵室に入れたほうが長持ちする。正しく保存すれば、1週間~10日間ほど保存可能だ。冷蔵保存の手順とコツをチェックしよう。

冷蔵保存の仕方

  • 新玉ねぎをそのまま1個ずつキッチンペーパーで包む
  • 2~3個ずつポリ袋に入れて冷蔵室で保存する
【ペーパータオルとポリ袋の役割】
水気の多い新玉ねぎをペーパータオルで包むことで、余計な水分が吸収され傷みにくくなる。さらに、ポリ袋により乾燥を防ぎ、適度な湿度を保つことができる。
【皮や根は取り除かない】
新玉ねぎは茶色い薄皮で覆われているが、水分保持に役立つため剥かないほうがよい。また、根の部分も切り落とさずそのまま保存する。ただし、皮の一部に湿りや傷みが見られたら、腐敗防止のためにその部分のみ取り除いてから保存し、早めに食べきろう。
【カットした新玉ねぎは冷凍保存を】
新玉ねぎ長持ち冷蔵保存は、まるごとの状態が原則だ。カットしてしまうとより傷みやすくなるため、ラップでぴったりと包み2~3日以内には食べきる必要がある。薄切りやみじん切りなど細かく切った場合は、当日中に使いきるのが望ましい。
カットしたものを長期保存したいなら、早めに冷凍保存に切り替えよう。

2. 新玉ねぎ長持ち保存ができる冷凍裏技テク

木製のまな板に玉ねぎのスライス
新玉ねぎ長持ち保存は、冷蔵の場合10日間ほどが限度である。それ以上保存したい場合は、冷凍しよう。適切な方法で冷凍すれば3~4週間ほど保存可能だ。基本の手順や保存のコツを紹介する。

冷凍保存の仕方

  • 新玉ねぎの皮を剥き、使いやすい大きさに切る
  • 水気をふき取り、冷凍用保存袋に入れる
  • 袋の空気を抜いて密封し、冷凍保存する
【冷凍保存の際の切り方】
新玉ねぎを冷凍する際は、まるごとの状態でも問題ないが、スライス(薄切り)やくし形切り、みじん切りなどすぐに調理できる形状にカットしておくと便利だ。まるごと保存する場合は、皮をむき根を切り落としておこう。
【鮮度をキープするコツ】
食品を冷凍する際は、保存袋になるべく平らになるように入れ、空気をしっかりと抜くのがポイントだ。重ならないよう平らにすることで、より早く凍らせることができる。また、空気に触れないようにすることで、鮮度が保たれやすくなる。
【辛みを和らげる裏技】
生の新玉ねぎには、一般的な玉ねぎと同様に独特の辛みがある。この辛みを和らげたい場合は、冷凍する前に新玉ねぎの繊維を断ち切るようにスライスしておくとよい。保存しながら辛みが抜けていくため、食べやすくなる。

3. 新玉ねぎ長持ち保存と解凍の仕方

和風サラダ
新玉ねぎ長持ち保存には、冷蔵より保存期間の長い冷凍を活用すると便利だ。冷凍保存した新玉ねぎは、生で食べても加熱調理してもよい。解凍方法やおすすめの使い方を見ていこう。

冷凍新玉ねぎの使い方

冷凍した新玉ねぎは、生食する場合は自然解凍し、加熱調理する場合は凍ったまま使うとよい。それぞれの使い方は下記の通りである。
【生食の場合】
保存袋から使う量を取り出して皿などに移し、ラップをかけて冷蔵庫に入れて1~2時間ほど置く。ポン酢などの調味料をかけてから自然解凍してもよい。解凍した新玉ねぎからは水分が出るため、軽くしぼってサラダや和え物に使おう。みじん切りにした場合は、ドレッシングやマヨネーズと和えて使うのもおすすめだ。
【加熱調理の場合】
冷凍すると繊維が崩れてやわらかくなるため、凍ったまま加熱調理できる。新玉ねぎの形がなくなってもよい場合は、ほかの具材と一緒に炒めたり煮たりして使おう。形や食感を残したい場合は、ほかの具材に火が通ったタイミングで加えるとよい。新玉ねぎは、形状によってさまざまな料理に使い分けられる。
  • くし形切り:カレー、シチュー、ポトフなどの煮込み料理
  • 薄切り:炒め物、スープや味噌汁などの汁物
  • みじん切り:ハンバーグや肉団子の種、ソースの材料(飴色玉ねぎにも向く)
  • まるごと:スープや煮込み料理、洋風炊き込みごはん(煮崩れてやわらかくなる)

結論

新玉ねぎ長持ち保存には、まるごと包んで冷蔵室に入れる方法と、使いやすく切ってから冷凍する方法の2パターンがある。とくに、冷凍保存は1か月近く日持ちさせることができ、おすすめの方法だ。保存しながら辛みを和らげる裏技や、解凍しながら味をしみ込ませる裏技などもあるため、賢く食事作りに役立てよう。冷蔵と冷凍で異なるテクを覚えて、鮮度をキープしながら新玉ねぎ長持ち保存を実践してみてほしい。

監修管理栄養士:渡邉里英

経歴:大学で栄養学を学び、大学院卒業後、医学関連出版社に就職。管理栄養士としての知識と医学雑誌の編集経験をもとに、オリひと食料理記事の監修に至る。
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  • 更新日:

    2023年5月31日

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