目次
1. ピーマンの種取りが簡単にできる裏技

ピーマンの種を取る方法といえば、縦半分に切ったあと、手で種とヘタの部分を取り除く方法が一般的だろう。しかし、この方法は種がバラバラになってしまうため、すべての種を取り除くまで少し手間がかかる。また、縦に切ってしまうため、輪切りで使うことができず、調理の幅が狭くなってしまう。ここから紹介するピーマンの種取りの裏技は、種がばらばらになってしまうこともなく、ピーマンの形をほぼキープすることができる。道具を準備する必要もなく簡単にできる方法だ。
指で押す
そんなピーマンの種取りの裏技とは、ピーマンを切る前にヘタを内側に向かって親指でぐっと押すだけなのだ。そうすることによって、ヘタが種と一緒にピーマンの中に落ちるので、あとはヘタの部分を指でつまんで取り出すだけでOK。ピーマンが固く、種がなかなか取れない場合は、ヘタの部分を左右にひねりながら取ると上手に取ることができる。力を入れすぎてしまうと、ピーマンが裂けてしまうので、力加減に注意しよう。この方法で種を取ればピーマンの形はほぼそのままなので、輪切りにしたりそのまま肉詰めにしたりと調理の幅も広がる。
2. ピーマンの種取りを道具でする裏技

ピーマンの種を取るための便利な商品も登場している。種取り器はヘタの部分にぐりぐりと差し込むことで種を取り除くことができるアイテムだ。しかし、家庭にあるものでも同じような使い方をすることができる。
ペットボトルのふた
市販の種取り器に代わるアイテムは、ペットボトルのふたである。ペットボトルのふたをピーマンのヘタの部分に押しあて、ぐりぐりとねじりながら押し込む。そうすると、ペットボトルのふたにピーマンのヘタがすっぽりと入り、種をくり抜くことができる。力の調整は必要になるが、指で種を取る方法よりもさらに簡単に取り除くことができるだろう。
結論
ピーマンの種取りの裏技について紹介した。ピーマンのヘタを指でぐっと押し込んだり、ペットボトルのふたを使ったりする裏技で、種取りが簡単にできる。それも手間であれば、ピーマンを種ごと調理してもいいだろう。この記事を参考に、ピーマン料理の幅を広げてほしい。
監修管理栄養士:黒沼祐美
経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士、健康運動指導士資格を取得。企業給食管理、食品メーカーでの商品開発、医療機関での栄養指導、健保組合での特定保健指導などを経験。その後、食文化や料理技術を学ぶためイタリアにて1年間料理留学を経験し、2012年より在住。これまでの経験を活かし、現在はオンラインでの特定保健指導や食・栄養関係の記事監修などを行う。