目次
1. 子どもに人気!駄菓子のねりあめの食べ方

棒付きねりあめを見ると子どもの頃に食べていたから、なつかしいと感じる人もいるだろう。ねりあめは水飴や砂糖が原材料のお菓子だ。なかには、練って食べる理由を知らずに食べていたという人もいるのでは?ここではねりあめの食べ方を紹介しよう。
ねりあめを練る理由
ねりあめを練っていると透明のあめが、少しずつ白っぽくなっていく。練る理由は、練ってあめを固くして食べやすいようにするためといわれている。練らずにそのまま食べる人もいるが、あめがたれて洋服が汚れる可能性があるようだ。
ねりあめの練り方のコツ
ねりあめを上手に練る方法やコツを紹介しよう。ねりあめとひと言でいっても、スティック状のものとカップ入りのものがある。それぞれの、ねりあめのやり方のポイントを紹介する。
スティック状のねりあめの練り方のポイント
わりばしがついているので、下からねりあめを絞り出すように袋から出す。次にわりばしにあめを付け、すべて出し終えたら離したり、くっつけたりしながら練ればよい。
カップ入りのねりあめの練り方のポイント
カップ入りのねりあめはわりばしを使い、カップを押さえてしっかりと練る。コツは納豆を混ぜるようなイメージで練ることだ。
どれくらい練ればいいの?
ねりあめを練る時間の目安は、白っぽくなってきたらOK。色が白っぽくなったということは、空気が含まれて美味しくなってきたサインだ。練り方にもよるが、練る時間の目安は2~3分ほどだ。
2. ねりあめが固い時の食べ方

外気温が低いとねりあめが固くなることがある。ここでは、ねりあめが固くなったときにやわらかくする方法を紹介しよう。対処法のひとつが、電子レンジで加熱する方法だ。 耐熱容器にねりあめをのせて加熱すればよい。ただし温めすぎはNG。ドロドロに溶けだすこともあるため、注意して温めること。また、ねりあめの袋の下にカイロをおくと食べごろのやわらかさになる。ただし放っておくと、ねりあめが溶ける可能性があるため注意が必要だ。
3. アレンジしよう!ねりあめの美味しい食べ方

ねりあめは、そのままはもちろんアレンジするのもありだ。ここでは、ねりあめのアレンジ料理を紹介しよう。ねりあめのアレンジ料理のひとつが大学芋だ。砂糖のかわりに、ねりあめを湯せんして溶かして使えばよい。好みで黒ごまをふりかけると、見た目も味もより美味しく仕上がる。
また、ねりあめはババロアや生チョコ、プリン、フロランタンのような洋風のスイーツはもちろん、わらびもちのような和風のスイーツで食べるのもありだ。さらにアーモンドやくるみのようなナッツを煎って、湯せんで溶かしたねりあめを絡めて食べるのも美味しい。
4. 鹿児島名物・芋ねりあめの食べ方

最後に鹿児島名物の芋ねりあめの食べ方を紹介しよう。そのまま食べるのはもちろん、アレンジするのもありだ。芋ねりあめのアレンジ料理のひとつが、あめ湯だ。湯のみに芋ねりあめを入れ、大根おろしとおろししょうが、レモンを加えて熱い湯に溶かせばOK。
また、よもぎもちに芋ねりあめを付けて食べるのもありだ。食べるとよもぎの苦みと、芋ねりあめの甘さのバランスが絶妙で美味しい。さらに普通のもちやパンに、芋ねりあめを付けて食べる人もいる。ほかに砂糖の代わりに芋ねりあめを煮物に入れると照りが出るうえ、甘さ控えめに仕上がる。
結論
子どもはもちろん大人にも人気の、ねりあめの特徴や食べ方、練り方のコツ、練る時間の目安、固くなったときの対処法、アレンジ料理を紹介した。ねりあめと聞いて久しぶりに食べてみたくなったという人もいるのでは?そのまま食べるのはもちろん、いろいろな食べ方で味わうのもありだ。
監修管理栄養士:小林里穂
経歴:管理栄養士養成施設を卒業後、栄養士資格・管理栄養士資格・栄養教諭資格を取得。学校給食センターでの勤務時に小・中学生に食育を実施した経験を活かし、栄養分野の記事執筆・監修を中心に活動中。