とうもろこしの冷凍方法！上手な解凍方法や美味しい食べ方も伝授

とうもろこしは丸ごと、冷凍することができる。大量にとうもろこしが手に入った場合に、活躍してくれる方法のひとつだ。ここではその方法について詳しく解説をしていこう。

とうもろこしは一般的に、皮付きのまま販売されている。実はこのままの状態で、冷凍保存をすることができる。

とうもろこしの冷凍保存

とうもろこしを皮付きで保存する場合は、下処理をするのが先決だ。解凍後、食べるときに食べやすいよう、皮の周りに土がついている場合は手で払って落としておく。さらに髭の先端をカットするといい。

あとは、皮ごとラップで丁寧に1本ずつ包んで密閉できる袋に入れ、できるだけ空気を抜いて冷凍庫に入れるだけだ。

冷凍とうもろこしの解凍方法

解答方法は、食べ方によって変えるといい。どの場合も自然解凍はせず、冷凍のまま調理するのが基本である。もっとも簡単なのはラップに包んだまま電子レンジで火を通す方法だ。大きさや電子レンジの種類にもよるが1本あたり、8分ほど。電子レンジで加熱しすぎると水分が抜けすぎたり、パサパサになるので注意したい。電子レンジを使いたくないという人は、蒸し器で蒸すのもおすすめ。この場合はラップは取り外して行うといい。焼きとうもろこしなどにする場合は、電子レンジか蒸す方法で火を通してから、焼くと時短になる。

とうもろこしは茹でたものを冷凍保存することもできる。こちらも新鮮なうちに茹でて冷凍するのが鉄則だ。電子レンジで茹でると火を使うことがないので、暑い夏にも嬉しい。また茹でるのと異なり、栄養価が流れ出る心配もない。

とうもろこしの冷凍方法

とうもろこしを電子レンジで茹でる場合も皮付きがおすすめである。生のとうもろこしを冷凍する場合同様、土を落とし、髭をカットする。外側の皮を数枚はいで白っぽい皮だけ残し、さっと水をかけ、ラップに包む。あとは1本につき、4～5分ほど少し硬めに茹でる。

粗熱が取れたところで、表面の水分を拭き取り、1本ずつラップして保存袋に入れて冷凍する。

冷凍とうもろこしの解凍方法

解凍方法は、ラップのままもう一度電子レンジにかけるのが正解だ。1本あたり、3分ほど加熱し、様子をみるといいだろう。

ここからはより使いやすいよう、カットしたり、下処理をしたとうもろこしの冷凍方法について述べていこう。

とうもろこしは、粒をはずして冷凍するととても使いやすい。硬めに茹でたものを使い、包丁で削ぐように粒を外してから、ジップ付きの保存袋に入れて冷凍するだけ。使うときは解凍せず、そのまま炒め物やスープ、チャーハンなどに入れるといい。

硬めに茹でたとうもろこしを輪切りにして冷凍することもできる。食べやすい大きさにカットしたものを保存袋に入れて冷凍するだけだ。自然解凍すると水分がでて、ペチャっとした食感になってしまうので、そのままの状態で調理に使う、または電子レンジで加熱するといい。

冷凍したとうもろこしは、生の状態よりは格段に長く美味しさを保つことができる。

生の状態で保存する場合は、1ヶ月程度。茹でた状態であれば、3週間程度保存することができる。ただし、これは冷凍庫の環境にも大きく左右されるので、どちらにしろなるべく早く食べるのがおすすめである。

冷凍とうもろこしは、そのまま食べるよりも調理をする方が美味しく食べることができる。

生で冷凍したとうもろこしは、芯ごと炊き上げるとうもろこしご飯や天ぷらやかき揚げなどの揚げ物、煮込むスープなどがおすすめだ。火を通して冷凍したとうもろこしは、焼きとうもろこしや炒め物にしてお弁当に入れるのもおすすめだ。

とうもろこしは、冷凍することができる。収穫から時間が経つにつれて、どんどん甘みが失われていくのでたくさん購入したり、いただき物がある場合は上手に冷凍保存するのがおすすめだ。手間をかけたくない場合はそのまま、少し余裕がある場合は火を通してから冷凍すると使い勝手がいい。ぜひ、とうもろこしの冷凍方法をマスターして、より長くとうもろこしの美味しさを楽しみたい。