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団子

お花見団子の色の意味と由来|順番にも意味があった!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年6月27日

お花見団子といえば、緑、白、ピンクの色がカラフルで、食べているだけで春を感じることができる。そんなお花見団子はなぜ三色で作られているのだろうか。この記事では、お花見団子の色の持つ意味について紹介していく。意味を知れば、美味しくて可愛いだけではないお花見団子の魅力を知ることができるだろう。

  

1. お花見団子の色の意味:邪気払い説

だんご
お花見団子の三色には、邪気払いの意味があるという。これは白とピンクの紅白が魔除けや邪気払い、緑の餅に使われているよもぎに邪気払いの意味があるからだ。もともと日本の歴史の中では、食べ物で縁起をかつぐことが多く、それに由来している。

2. お花見団子の色の意味:ひな祭り説

ひなまつり
日本古来の伝統行事であるひな祭りでは、ピンクは桃の花、白は白酒、緑はよもぎとして菱餅を供える風習がある。このひな祭りの菱餅に習い、お花見団子のピンク、白、緑の色が使われたという説があるのだ。

3. お花見団子の色の意味:団子屋のダジャレ説

だんご
日本では、ピンクは春の桜を連想させ、白は冬の雪、緑は新緑の夏を連想させるといわれている。その三色を使うと四季の中で秋だけがない。この秋がないことを「飽きない」と団子屋がダジャレにした説がある。秋を連想させる色を使わないことで、飽きない団子だということで三色団子が誕生したのだ。

4. お花見団子の色の意味:豊臣秀吉説

城
お花見団子が三色になった由来には、歴史上の人物である豊臣秀吉が関係しているという説がある。これは、豊臣秀吉が京都の醍醐寺で行った花見の茶会で、団子好きの秀吉が女性が喜ぶように地味な白ではなく、かわいい団子を作るように希望したというのだ。それによって華やかでかわいい色合いの三色団子が誕生し、お花見団子として親しまれたという説になる。

5. お花見団子は色の順番にも意味がある!

だんご
お花見団子はただ三色の団子が並んだだけではなく、その順番にも意味があるという。これは、桜が咲く様子を表しているといわれ、ピンクの桜の蕾がやがて白の満開の花を咲かせ、葉桜になった様子を順に追っているというのだ。ほかにも早春の季節を表しているともいわれ、ピンクは春の太陽、白は雪、緑が新芽ともいわれている。お花見団子の色の並びには、季節を感じる意味合いを現わしているという説が存在しているのだ。

結論

ただ、見た目の可愛さや美味しさから味わっていたお花見団子も、込められた意味や色の順番の由来などの説を知ることで、より季節を感じる風物詩として親しむことができるようになる。昔の人のいろいろな思いの込められたお花見団子を味わいながら、春の訪れを感じてみてもらいたい。

監修管理栄養士:小林里穂

経歴:管理栄養士養成施設を卒業後、栄養士資格・管理栄養士資格・栄養教諭資格を取得。学校給食センターでの勤務時に小・中学生に食育を実施した経験を活かし、栄養分野の記事執筆・監修を中心に活動中。
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  • 更新日:

    2023年6月27日

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