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トマト

トマトを長期保存できる裏技!簡単なやり方と料理に合わせた方法

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年6月26日

トマトを長期保存するにはさまざまな方法があるが、トマトの状態によって適切な保存方法は異なる。また、調理の仕方によっては裏技を使った保存もおすすめだ。鮮度を保ちながら便利に使える裏技も含め、トマトの長期保存の仕方を詳しく見ていこう。

  

1. トマトを長期保存できる裏技

トマト
トマトは水分が多く傷みやすい。涼しい時期なら常温保存も可能だが、長持ちさせたいなら冷蔵保存がおすすめだ。ただし、夏野菜のトマトは温度が低すぎると逆に傷んでしまう。また、皮がやわらかく衝撃にも弱い。これらの特徴を踏まえて保存することが長持ちさせる秘訣である。

保存の仕方

トマトを寒さと衝撃から守るためには、1個ずつキッチンペーパーで包み、保存用のポリ袋に入れる方法がおすすめだ。ヘタ側を下に向けた状態で、冷蔵庫の野菜室に入れよう。トマトを保存するうえでの適温は10度前後とされる。冷蔵室では低すぎるため、設定温度7~10度程度の野菜室での保存に向く。保存期間は1週間程度が目安だ。
また、カットしたトマトの場合はラップでぴったりと包み、野菜室で保存する。まるごとのトマトのように長期保存はできないため、なるべく早めに使いきろう。

2. トマトの長期保存と追熟の仕方

トマト
完熟トマトの場合は冷蔵保存すると長持ちさせられる。しかし、青みの残った状態で野菜室に入れると、追熟が難しくなり完熟しにくい。そのため、未熟なトマトを保存する場合はしばらく常温に置いておくとよい。

追熟させる保存方法

青みのある未熟なトマトは、15~25度程度の冷暗所に2~3日ほど置いておくと追熟させることができる。冷蔵保存の方法と同様に1個ずつキッチンペーパーで包んで、ヘタ側を下に向けた状態で常温保存しよう。
追熟が終わり完熟トマトになったら、保存用のポリ袋に入れて野菜室に移して冷蔵保存するとよい。

3. トマトの長期保存と冷凍の裏技

トマト
完熟トマトを冷蔵庫の野菜室に入れれば、1週間ほど保存できる。それ以上の長期保存をしたい場合は、冷凍がおすすめだ。ただし、野菜は冷凍すると細胞組織が壊れて食感が変わりやすくなる。そのため、サラダのように生食用にしたい場合はおすすめできない。生食用にはあまり向かない冷凍トマトだが、長期保存できるほかにもさまざまなメリットがある。

加熱する料理におすすめ

トマトを冷凍すると皮が剥けやすくなるため、煮込み料理やソースなどの加熱調理に便利だ。また、細胞組織が壊れることで旨みも感じやすくなる。丸ごとでもカットした状態でも冷凍できるため、用途に合わせて保存しておくと使いやすい。いずれも、2週間~1か月程度保存できる。
冷凍保存の手順
冷凍トマトはそのまま調理することが前提のため、まず表面を洗い、水分をふき取っておこう。丸ごと保存する場合は、ヘタをくり抜いてから冷凍用保存袋に2~3個ずつ入れる。カットする場合は、皮付きのままざく切りにして保存袋に平らになるように入れよう。いずれも袋の空気を抜き密封してから冷凍する。
解凍の仕方
基本的には、凍ったまま鍋やフライパンに加えて加熱調理すればOKだ。丸ごと保存したトマトの皮を剥きたい場合は、凍ったまま流水に当てればつるんときれいに剥ける。そのままざく切りにして使おう。また、煮込み料理や炊き込みごはんなどに使う場合は、加熱で崩れるため切らずに使ってもよい。

結論

完熟トマトは、冷蔵庫の野菜室に入れると長持ちしやすい。しかし、保存期間は1週間程度が目安のため、それ以上の長期保存を目的とするなら冷凍がおすすめだ。未熟なトマトは常温に置いて完熟させてから、冷蔵保存か冷凍保存しよう。冷凍トマトは皮が剥けやすく使い勝手がよいため、時短調理の裏技に利用すると便利だ。さまざまな方法でトマトを保存して、毎日の食事作りに役立てよう。

監修管理栄養士:小林里穂

経歴:管理栄養士養成施設を卒業後、栄養士資格・管理栄養士資格・栄養教諭資格を取得。学校給食センターでの勤務時に小・中学生に食育を実施した経験を活かし、栄養分野の記事執筆・監修を中心に活動中。
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  • 更新日:

    2023年6月26日

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