目次
1. チューブからしが腐るときの状態と見分け方

開封後のチューブからしは腐ることがある。腐ったチューブからしの見分け方をチェックしてみよう。
見た目や臭い
チューブからしの辛み成分であるアリルイソチオシアネートは、強い殺菌作用があるので腐りにくいと思っている人も多いだろう。(※1)しかし保存状態によっては腐る可能性があるので注意が必要だ。腐ったチューブからしはカビが生えたり、異様な臭いがしたりする場合がある。
2. チューブからしが腐る前の日持ち

チューブからしは腐る前にどのくらいの賞味期限があるのだろうか?気になるチューブからしの日持ちの目安を紹介しよう。
日持ちの目安
開封後のチューブからしの賞味期限は冷蔵庫で保存した場合、3か月ほどだ。また、使用後のチューブからしは、しっかりとキャップをしておくことで傷むのを防げる。
3. チューブからしの保存方法

チューブからしは正しい保存方法を行うことで、カビの発生や傷むのを防げる。正しい保存方法をみてみよう。
冷蔵保存
開封後のチューブからしは、キャップをしっかりしめて冷蔵庫で保存しよう。その時、チューブ内の空気を抜くようにすると、からしの風味を長持ちさせることができる。また、惣菜を購入したときに貰うような小袋のからしは冷凍保存が可能だ。冷凍した小袋のからしは、使う際に冷蔵庫で解凍するか、流水解凍して使おう。
結論
チューブからしは、腐りにくい成分が含まれているが開封後はできるだけ早く使い切るようにしたい。使う際に、いつもと違う見た目や臭いがした場合は、腐っている可能性があるので注意しよう。チューブからしの風味を保つためには、しっかりキャップをし、チューブ内の空気を抜いてから冷蔵庫に入れておくといいだろう。
(参考文献)
※1 農林水産省
からしやわさびには、かびなどを防(ふせ)ぐ成分がありますか。:農林水産省
監修管理栄養士:小林里穂
経歴:管理栄養士養成施設を卒業後、栄養士資格・管理栄養士資格・栄養教諭資格を取得。学校給食センターでの勤務時に小・中学生に食育を実施した経験を活かし、栄養分野の記事執筆・監修を中心に活動中。