目次
1. 冷凍エビの美味しい解凍方法4選

それでは、冷凍エビの美味しい解凍方法をひとつずつ見ていこう。
冷凍エビの美味しい解凍方法(1)塩水で解凍
まずは、冷凍エビの美味しい解凍法として、「塩水」で解凍する方法を紹介しよう。水に対して3%の塩を用意して、水に溶かしそのなかに冷凍エビを入れて解凍しよう。
冷凍エビの美味しい解凍方法(2)氷水で解凍
次に紹介する解凍方法は、「氷水」を使う方法だ。ファスナー付き保存袋に冷凍エビを入れ替えたら、空気を抜きながらファスナーを閉めていく。大きめのボウルにたっぷりの氷水を張り、エビを入れた保存袋をボウルのなかに沈ませて、解凍させよう。
冷凍エビの美味しい解凍方法(3)冷蔵庫で解凍
こちらは、解凍に時間をかけられるときの方法。使う分の冷凍エビをバットや皿に入れて、ラップをかけてそのまま冷蔵庫で解凍しよう。もっとも時間のかかる解凍法であるが、ドリップが出にくいというメリットがある。
冷凍エビの美味しい解凍方法(4)重曹水で解凍
こちらの解凍方法は、「重曹水」を使う方法。あまり知られていない解凍法だろう。冷凍エビ8尾に対して、水500ml、重曹大さじ2くらいの重曹水を作ろう。大体10~15分くらいで解凍できる。重曹水で解凍するメリットは、エビがプリプリとした食感になること。手間はかかるのだが、料理の仕上がりに差が出るのでぜひ試してみてほしい。
2. ついやりがち!冷凍エビの解凍の注意点3つを紹介!

冷凍エビを解凍するときの注意点をあげてみたので、こちらもぜひ目を通してみてもらいたい。
冷凍エビの解凍の注意点(1)流水解凍はNG
冷凍エビは、流水解凍はおすすめできない。海で育ったエビは流水解凍をすることで、身が縮んでしまうからだ。
冷凍エビの解凍の注意点(2)レンジで「解凍」も実はNG
便利な機能なので、使っている人は多いのだが、冷凍エビは電子レンジの「解凍モード」での解凍も実はNG。電子レンジは、急激に温度が上がってしまうので、冷凍エビから水分が出やすくなってしまうからだ。
冷凍エビの解凍の注意点(3)汚れが気になるときは片栗粉を使おう
冷凍エビを解凍したあとに、万が一汚れが気になるという人は、片栗粉を使って汚れ落としを試してみてほしい。片栗粉と塩を解凍したエビに少し入れて、優しくかき混ぜることで汚れはとれる。
しばらくかき混ぜていると濁った水が出てくるので、これを捨てればOKだ。濁った水を捨てたあとは、流水で2~3度すすいでおこう。
結論
冷凍エビは、塩水解凍や氷水解凍、冷蔵庫解凍などの方法がおすすめである。急を要する場合は、塩水解凍や氷水解凍、時間をかけられる場合は、冷蔵庫解凍が適している。またおうちに重曹があるときは、ぜひ重曹水を利用した解凍法も試してみてほしい。料理にしたときの仕上がりに大きく差が出るので、手間をかけてもよいから料理の味にこだわりたいという人はぜひチャレンジしてみてほしい。
監修管理栄養士:藤井千晃
経歴:リクルート営業経験後、300本を超える栄養関連の記事の執筆・監修経験を持つ。温活・ダイエット・メンタルケア分野を得意とする。