目次
1. ホイップクリームの時短テクと作り方

ケーキなどお菓子作りをする際に使われる生クリームは、時短テクを使えば簡単に泡立てられるのだ。ここでは、レモン汁を使ったホイップクリームの時短テクを紹介しよう。
レモン汁を使った作り方
ホイップクリームを早く作る方法は、生クリームにレモン汁を加え泡立てることだ。レモン汁に含まれるクエン酸にはタンパク質を凝固させる作用があるため、通常よりも短い時間で角が立つまで泡立てることができる。レモン汁を加えるため酸っぱくなってしまうと思う人もいると思うが、わずかに酸味を感じる程度で、さほど気にはならないだろう。ちなみにレモン汁の分量は、生クリーム200mlに対して小さじ1が目安だ。
2. ホイップクリームの時短テクと意外な作り方

ここでは、ジャムを使ったホイップクリームの時短テクを解説していこう。
ジャムを使った作り方
ホイップクリームの時短テクの意外な作り方は、生クリームにジャムを加えて泡立てることだ。ジャムに含まれるペクチンの働きによって生クリームの凝固が早くなり、短い時間で泡立てられる。しかし、ジャムの種類によっては、香りや味が移ったり、色がついたりする場合があるので注意しよう。分量はレモン汁と同様に、生クリーム200mlに対して小さじ1を目安にしよう。
3. ホイップクリームの作り方と仕上がり

レモンやジャムを使ったホイップクリームの時短テクが分かったところで、今度はホイップクリームの仕上がりの状態について解説していこう。
仕上がりと状態
生クリームの泡立て方には六分立て・七分立て・八分立てなどがある。クリームが筋になりとろとろと落ちていく状態が六分立て、すくった際にゆっくり落ちて表面に少し積もる状態が七分立てだ。クリームが全く落ちず、角が立つ状態が八分立てになる。作るものや好みによって、仕上がりの状態を調整しよう。
結論
ホイップクリームを早く作るにはレモン汁やジャムを加えて泡立てる方法がある。レモンに含まれるクエン酸やジャムに含まれるペクチンは生クリームを凝固させる作用があり、通常よりも早く生クリームが固まるのだ。仕上がりの状態にも六分立て・七分立て・八分立てなどがあり、作るものや好みによって調整するのがよいだろう。この記事を参考に時短テクを試してみてはいかがだろうか。
調理師名:新江友基
経歴:調理学校を卒業と同時に調理師免許を取得。その後、カフェ、レストラン、居酒屋などさまざまな飲食店で調理業務やメニュー開発に携わる。現在は、過去の経験から得た知識を活かし、食に関する記事の監修を担当している。