目次
1. 固まった砂糖をサラサラにする裏技

砂糖を使おうとしたら固まっていて、お菓子作りや料理をする際に「使いづらい」と感じたことがある人は多いはずだ。ここでは、固まった砂糖をサラサラにする裏技について解説していこう。
必要なのは水分
砂糖は結晶が細かいため、水分を含ませることでしっとりとさせている。砂糖が乾燥すると結晶同士がくっついて固まってしまうのだ。品質に問題はないが、固まっているので使いづらさを感じてしまう。裏技を使えば、固まった砂糖をサラサラにすることができるのだ。
裏技の方法は、まずキッチンペーパーを濡らして砂糖が入っている容器に入れる。数時間置き、さらさらに戻ったらキッチンペーパーを取り出す。他にも、食パンを入れると食パン自体の水分が砂糖に移るため、さらさらになる。また、霧吹きを使って砂糖に水を直接かけて水分を含ませる方法もある。水をかけすぎると、砂糖が溶ける可能性があるので、かけすぎないように注意しよう。
2. 固まった砂糖をすぐにサラサラにする裏技

固まった砂糖をサラサラにする裏技が分かったところで、今度はレンジを使ってすぐにサラサラにする方法を紹介しよう。
電子レンジで加熱
電子レンジを使って固まった砂糖をサラサラにする方法は、固まった砂糖を耐熱の容器に開けラップをせずに約30秒加熱する。砂糖の固まり具合によって、加熱時間を調整するとよいだろう。また、加熱し過ぎると砂糖が溶ける可能性があるので、レンジの側から離れずに様子を見ながら加熱しよう。電子レンジで加熱するとスプーンなどで簡単に崩れるようになるので時間がないときにおすすめだ。
3. 固まった砂糖にしない保存方法

電子レンジで固まった砂糖をサラサラにする方法が分かったところで、最後に砂糖が固まらない保存方法について解説していこう。
容器
原因と対策
砂糖は、湿気を吸って砂糖の表面が溶けて乾燥することで、塊になってしまう場合がある。砂糖の乾燥や湿気を防ぐには、密閉した容器に入れ冷暗所で保管するようにしよう。砂糖が固まることが多い人は保管場所を見直すのがおすすめだ。
結論
砂糖が固まるのは乾燥が原因のため、水分を含ませることでサラサラの状態に戻すことができるのだ。濡れたキッチンペーパーやパンなど水分を含んだものを容器に入れたり、霧吹きで直接水をかけたりする方法がある。レンジで加熱すれば、より早くサラサラにすることが可能だ。また、密閉容器に入れ冷暗所で保管するなど、固まらないように対策するのも大切である。
調理師名:新江友基
経歴:調理学校を卒業と同時に調理師免許を取得。その後、カフェ、レストラン、居酒屋などさまざまな飲食店で調理業務やメニュー開発に携わる。現在は、過去の経験から得た知識を活かし、食に関する記事の監修を担当している。