目次
1. 火も包丁も使わない鶏肉の弁当おかず

火も包丁も使わない調理には食材選びも重要である。ここでは手羽元を使った簡単料理をレクチャーしていこう。
鶏のさっぱり煮
手羽元や手羽先などの骨つき肉は、そのまま調理できるところが時短ポイント。さらに電子レンジ調理でさっぱり煮にすれば、火を使うこともなく、立派な一皿が完成する。
酸味のあるポン酢を使って味付けをするので、肉も固くならない。さらにたくさんの調味料を使うことがないので、計量の手間も省ける。まさに時短料理の鏡だ。
電子レンジで調理するときは、1度で火を通そうとせず、途中で一度具財を混ぜるとぐっと火の通りがよくなる。
2. 火も包丁も使わない豚肉の弁当おかず

豚肉のおかずも、火や包丁を使わずに作ることができる。ここでは食卓の一皿にもなるメニューをご紹介していこう。
豚バラもやし
もやしと豚バラを重ねて、電子レンジでチンするだけといったとにかく簡単な火も包丁も使わないメニュー。ふんわりとラップをすることで蒸し煮のような状態に。お弁当ではなく家で食べる場合は、ご飯に乗せて丼にして、仕上げに生卵やごま、ラー油、ネギなどを散らすと見た目も華やかでボリュームもアップする。
ピーマンの肉焼き
少々ワイルドなメニューだが、ピーマンのジューシーさが際立つ味わいで人気の高いメニュー。ギュッと握ったピーマンに豚肉をぐるりと巻き付け、巻き終わりを下にして耐熱皿に並べてチンするだけ。こちらもふんわりとラップをしているので、蒸し煮状態になる。肉は肩ロースや豚バラなど、脂身のある部位を選ぶのがおすすめ。
3. 火も包丁も使わない野菜のお弁当おかず

野菜のおかずも火と包丁を使わないで作ることができる。簡単ですぐにできるものを2種類ご紹介しよう。
ツナキャベツ
キャベツはそもそも手でちぎった方が、断面が増えるので味が染みやすくなる。ざっくりちぎったキャベツを水でさっと洗い、そのままレンジで加熱する。しんなりしたら、水気をザルで切って、ツナとポン酢、ごま、鰹節で和えれば完成だ。七味をふっても旨い。
丸ごと蒸しピーマン
ピーマンは丸ごと蒸すと旨味もたっぷり。これなら朝、5分で作ることができる。こちらも水気をのこしたまま電子レンジで調理するとふっくらと仕上がる。
結論
火も包丁も使わないレシピは、食材選びが重要だ。さらに電子レンジを活用すれば、電子レンジ調理の間にほかの作業をすることもできるので、効率もいい。これ以外にも火も包丁も使わないレシピは数多く存在している。上手に活用して、毎日の食卓に役立てたい。
調理師名:新江友基
経歴:調理学校を卒業と同時に調理師免許を取得。その後、カフェ、レストラン、居酒屋などさまざまな飲食店で調理業務やメニュー開発に携わる。現在は、過去の経験から得た知識を活かし、食に関する記事の監修を担当している。