目次
1. お店のようなふわふわ千切りキャベツと作り方のコツ

お店で食べる千切りキャベツはふわふわして美味しく、つい何度もおかわりしてしまう人も多いはずだ。ここでは、家庭でもお店のようなふわふわ千切りキャベツを作るコツについて解説していこう。
キャベツの部位
お店のようなふわふわ千切りキャベツの作り方のコツは、「柔らかい部位」と「はりのある部位」を混ぜることだ。緑が濃くはりのある部位の「内葉」と、白っぽく柔らかい部位の「中心葉」を混ぜることでふわふわした千切りキャベツになるのだ。また、キャベツの葉は1枚ずつはがし太い軸は切り落とす。「中心葉」は大きい軸がある場合だけ切り落とせばOK。少し手間だがこうすることで大きさが揃い、見た目や食感が均一になるのだ。
2. お店のようなふわふわ千切りキャベツの作り方

お店のようなふわふわ千切りキャベツの作り方のコツが分かったところで、今度は作り方を解説していこう。
繊維を断ち切る
お店のようなふわふわ千切りキャベツに仕上げたい場合は、繊維を断ち切るように切るのがおすすめだ。芯を軸に葉脈を見ると繊維の方向が分かるので、参考にしてみてほしい。基本的な千切りキャベツの切り方は、キャベツを水で洗い、よく水気を拭き取ってから芯を切り落とす。葉を丸めてしっかりと手で押さえ、1~2mm幅にカットし盛り付けたら完成だ。
水にさらす
キャベツをカットし盛り付ける前に、水にさらすことでシャキとした仕上がりになる。しかし、長く水にさらすと旨みや水溶性のビタミンなどが抜けてしまうので、1分程を目安にして短時間ですますようにしよう。
3. お店のようなふわふわ千切りキャベツの簡単な作り方

お店のようなふわふわ千切りキャベツのコツや作り方が分かったところで、今度はお店のようなふわふわ千切りキャベツの簡単な作り方を紹介しよう。
ピーラーやスライサーを使う方法
お店のようなふわふわ千切りキャベツを簡単に作るには、ピーラーやスライサーを使ってカットするのがおすすめ。ピーラーは皮をむくだけでなく、野菜を薄切りにしたいときなどにも便利だ。ピーラーを使って千切りキャベツを作る方法は、1/4か1/2にカットしたキャベツを使い、切り口に対して斜めにピーラーの刃を入れて引けばOKだ。また、大量の千切りキャベツを作りたい場合は、スライサーがおすすめ。キャベツの断面をスライサーの刃に当てて前後するだけで、簡単にサイズが均一の千切りキャベツを作ることができるのだ。
結論
お店のようなふわふわ千切りキャベツの作り方のコツは、はりのある部位の「内葉」と、柔らかい部位の「中心葉」を混ぜてあげることだ。また、繊維を断ち切るようにカットすることや、千切りにしたあと水に浸けることでふわふわな千切りキャベツになる。簡単に千切りキャベツを作りたい場合はピーラーやスライサーを使うのもおすすめ。
調理師名:新江友基
経歴:調理学校を卒業と同時に調理師免許を取得。その後、カフェ、レストラン、居酒屋などさまざまな飲食店で調理業務やメニュー開発に携わる。現在は、過去の経験から得た知識を活かし、食に関する記事の監修を担当している。