目次
1. カットキャベツの芯を見る選び方

まずは、カットキャベツの芯を見る選び方を見ていこう。新鮮なカットキャベツの見分け方や、美味しいものを選ぶ方法を解説する。
芯が短い
カットキャベツを選ぶ場合、芯の短いものを選ぶのがおすすめだ。選び方としてはキャベツの断面をチェックし、芯の長さを見てみよう。芯が長いものは、育ちすぎて苦みが出ている場合があるためだ。結果として料理の味が落ちてしまう場合もあるため、芯の短いものを選ぶようにしよう。また、芯が変色したり乾燥したりしていないものを選ぶのもポイントだ。
2. カットキャベツの断面を見る選び方

次に、カットキャベツの断面を見る選び方を見ていこう。カットキャベツは丸ごとと違い、断面が出ているのでその色合いや見た目でも新鮮さが判断できる。
切り口が黄色い
断面を見る選び方では、切り口が黄色くなっているものを選ぶのがおすすめだ。キャベツは植物なので、カット後に光合成で変色する。黄色いものは新鮮な証なので、緑色のものではなく黄色がかったものを選ぼう。また、芯を見るカットキャベツの選び方と同様に、乾燥したり黒く変色したりしているものは避けた方がよい。より新鮮なものを選びたいなら、芯と断面の両方をチェックしてみよう。
3. カットキャベツの季節毎の選び方

カットキャベツの基本の選び方が分かったところで、次は季節ごとの選び方を見てみよう。キャベツには、春キャベツと冬キャベツがあり、種類によって選び方は異なるのだ。以下を参考に、季節問わず美味しいキャベツを選んでみよう。
冬と春の違い
冬キャベツは、外側の葉が紫色のものを選ぶのがおすすめだ。葉が紫色なのはアントシアニンと呼ばれる成分が原因で、問題なく食べることができる。寒さに負けないように糖分を溜め込むことで紫色になるとされており、実は紫色の葉は美味しい証拠なのだ。春キャベツの場合は、軽いものを選ぶとよい。軽いものは葉がふんわりとしており、サラダなどでも美味しく食べることができる。冬キャベツは重いものを選びがちだが、春キャベツは軽いものを選ぶとよいことを覚えておくとよいだろう。
結論
カットキャベツを選ぶ際には、芯や断面などをチェックして新鮮なものを探すとよい。また、冬キャベツは外側の葉が紫色のもの、春キャベツは軽いものを選ぶようにしよう。カットキャベツを選ぶ際は、ぜひ本記事を参考にしながら探してみてほしい。
調理師名:新江友基
経歴:調理学校を卒業と同時に調理師免許を取得。その後、カフェ、レストラン、居酒屋などさまざまな飲食店で調理業務やメニュー開発に携わる。現在は、過去の経験から得た知識を活かし、食に関する記事の監修を担当している。