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木製のテーブルの上に新鮮なキャベツ

キャベツを大量消費できる料理!野菜がしっかり摂れる満足レシピ

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:調理師 新江友基(あらえゆうき)

鉛筆アイコン 2023年6月28日

キャベツは揚げ物などにたっぷり添えると大量消費しやすいが、キャベツをメインとした料理をいくつか覚えておくと便利だ。そこで、キャベツを大量消費できるおすすめの料理を紹介する。おかず、汁物、鍋料理の3つのカテゴリ別に見ていこう。

  

1. キャベツを大量消費するおかずになる料理

ロールキャベツ
キャベツは主菜にも副菜にも使える食材だ。大量消費したい場合は、加熱や塩もみなどでボリュームダウンさせる料理がおすすめである。炒める、蒸す、煮る、和えるなど、さまざまな調理法でキャベツを美味しく食べきろう。

たっぷり使えるおかず

【豚肉とキャベツのレンジ蒸し】
耐熱皿に千切りキャベツをたっぷりのせて、豚バラ肉の薄切りや豚小間切れ肉を広げて重ね、電子レンジで加熱した料理。加熱によりキャベツのボリュームがかなり減るため、一度に大量消費しやすく簡単に作れる。ポン酢や麺つゆなど、好みの味付けで食べよう。
【キャベツの肉巻き】
千切りキャベツを豚薄切り肉で巻いてフライパンで焼く。また、電子レンジ加熱での調理も可能だ。仕上げに甘辛いタレを絡めると美味しい。主菜にはもちろん、お弁当のおかずにも使いやすい。
【ロールキャベツ】
ひき肉と野菜で作ったタネを、茹でたキャベツの葉で巻き、スープで煮込む。まるごとキャベツを大量消費したいときにおすすめの料理だ。コンソメスープやトマトスープなど、煮込むスープの味を変えることでさまざまな味にアレンジできる。
【キャベツメンチカツ】
ひき肉と野菜で作ったタネに衣をつけて揚げるメンチカツを、キャベツ多めで作る。みじん切りにしたキャベツをたっぷりタネに混ぜ込むことで、一般的なメンチカツよりもさっぱりとした味わいになり食べやすい。
【回鍋肉】
豚薄切り肉とキャベツ、ピーマンを甘辛く炒めた中華料理だ。ざく切りキャベツをたっぷり入れれば、一度に大量消費できる。手間がかからず簡単に作れるため、一品ほしいというときにもおすすめだ。
【お好み焼き】
卵や小麦粉、だし汁で作る生地にキャベツを混ぜ込んで焼く関西風と、クレープ状に焼いた生地と千切りキャベツを重ねて蒸し焼きにする広島風がある。いずれもキャベツを大量消費しやすく、主食にもできる料理だ。
【コールスロー】
細切りやみじん切りにしたキャベツと人参をマヨネーズ、酢、砂糖などと和えた甘酸っぱいサラダ。キャベツを使った定番の副菜で、コーンやツナを加えるなど、アレンジもしやすい。
【無限キャベツ】
ざく切りキャベツをごま油と鶏がらスープの素で和える作り方が一般的で、キャベツがいくらでも食べられることが名前の由来である。和風顆粒出汁やマヨネーズ、韓国海苔、ツナなど和える調味料や食材を変えてアレンジできる。お酒のおつまみにもおすすめだ。
【キャベツの塩昆布和え】
電子レンジで加熱したざく切りキャベツを、塩昆布とごま油で和える簡単なおかずだ。塩昆布の旨味でキャベツが食べやすくなり、大量消費できる。おつまみや作り置き副菜にも向く。

2. キャベツを大量消費する汁物料理

スープ
キャベツは加熱すると甘みが出るため、汁物にしても美味しい。また、生のときよりもボリュームが減るため、大量に使っても食べやすい。

甘味を感じるスープ

【キャベツたっぷりコンソメスープ】
ざく切りキャベツとほかの野菜(玉ねぎ、人参、ブロッコリーなど)やきのこ、ベーコンなどをコンソメスープで煮込む。切ってすぐ煮てもよいが、ベーコンと一緒に炒めてから煮込むと風味やコクが増して美味しい。
【キャベツと卵の中華スープ】
ざく切りキャベツを鶏がらスープで煮て、仕上げに溶き卵を加える。卵のふわふわの食感とキャベツの甘みがよく合う。シンプルにキャベツと卵のみでも美味しいが、えのき茸やコーン、しいたけ、春雨などの具材を加えるのもおすすめだ。
【キャベツと鮭の豆乳クリームスープ】
キャベツと鮭をきのこなどと一緒に炒めて、白だしと豆乳を合わせたスープでサッと煮る。和風の味付けのため和食の献立にも合いごはんが進む。味噌を加えても美味しい。
【キャベツ入り豚汁】
豚汁にキャベツを加えるだけでより具沢山になり美味しく食べられる。豚肉と一緒にキャベツを炒めてから出汁で煮ると風味がよくなる。根菜の代わりにキャベツを使い、シンプルな豚汁にするのもおすすめだ。
【キャベツと鶏肉のカレースープ】
鶏もも肉や鶏手羽元などとキャベツをトマト缶で煮込み、カレー味に仕上げる。最初に鶏肉とキャベツを炒めるのがポイントだ。水気を少し飛ばせばおかずに最適な煮込み料理になる。ごはんを添えてスープカレーにしても美味しい。

3. キャベツを大量消費する鍋料理

キャベツ鍋
大鍋で作る鍋料理にキャベツを使えば、簡単に大量消費できる。淡泊な味のキャベツはさまざまな味付けの鍋料理に合い、アレンジもしやすい。

簡単美味しい鍋

【キャベツと豚肉のミルフィーユ鍋】
キャベツと豚バラ肉の薄切りをミルフィーユのように重ねて、和風出汁で煮る。豚肉の旨味とキャベツのさっぱりとした味がよく合う。具材がキャベツと豚肉のみのシンプルな鍋料理のため、キャベツを一度に大量消費できる。
【キャベツと鶏団子のキムチ鍋】
鶏団子とざく切りキャベツ、キムチを煮るチゲ風のピリ辛鍋だ。ごはんが進むが、うどんを入れても美味しい。きのこや豆腐、ねぎなどを加えて食べよう。
【キャベツと鶏肉の水炊き鍋】
昆布出汁で煮るシンプルな水炊き鍋にキャベツを使う場合は、鶏もも肉と組み合わせるのがおすすめだ。ほかの具材を加える場合は、キムチ鍋と同様にきのこ、豆腐、ねぎが合う。ポン酢やごまだれなど好みの味付けでさっぱりと食べられる。
【キャベツと鮭の味噌煮込み鍋(石狩鍋)】
キャベツと鮭の組み合わせには、味噌味が合う。きのこも一緒に煮て石狩鍋風に仕上げよう。仕上げにバターをトッピングすると、より濃厚な風味を楽しめる。

結論

キャベツをまるごと入手した場合は、消費に悩みがちだ。しかし、加熱するとボリュームが減ることもあり、意外と大量消費しやすい食材である。キャベツのみで作る副菜のほか、肉と組み合わせた主菜やスープ、鍋料理など、使い道は多い。キャベツの美味しさを引き出せる料理で、大量消費を楽しもう。

調理師名:新江友基

経歴:調理学校を卒業と同時に調理師免許を取得。その後、カフェ、レストラン、居酒屋などさまざまな飲食店で調理業務やメニュー開発に携わる。現在は、過去の経験から得た知識を活かし、食に関する記事の監修を担当している。
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  • 更新日:

    2023年6月28日

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