目次
- マカロニを耐熱容器に入れ、かぶる程度の水を注ぐ
- ラップを軽くかける
- 表示の茹で時間+1~2分を目安に、500~600Wで電子レンジ加熱する
- 硬さを確かめてちょうどよかったら、湯切りをする
- 茹でたマカロニの水気をきり、オリーブオイルをまぶして粗熱をとる
- 使いやすい量に小分けにして、ラップで包む
- 冷凍用保存袋に入れて、空気を抜いて密封する
- 冷凍庫で保存する
1. マカロニの時短テクと茹で方

マカロニを時短で茹でるには、事前に水に浸しておくなどの方法がある。しかし、水に浸さなくても茹で時間を短縮できたら、より時短調理に役立つ。
電子レンジを使う
電子レンジでマカロニを茹でる方法なら、鍋でお湯を温める時間が省略できる。また、耐熱容器に入れて加熱したあと、容器をそのまま調理に使えるため鍋を洗う必要もない。手順は下記の通りだ。
(途中で一度取り出し、かき混ぜるとよい)
硬さが残っている場合は、ラップで覆ったまましばらく蒸らすか、追加で加熱しよう。この茹で方でほどよくやわらかくなり、そのまま料理に使える。
2. マカロニの時短テクと注意点

マカロニを電子レンジで茹でる時短テクは便利だが、成功させるには注意ポイントがある。失敗しないためにも、実践する前にしっかりとおさえておこう。
注意ポイント
電子レンジでマカロニを茹でる際は、吹きこぼれと火傷のリスクがあるため注意が必要だ。安全に加熱するために、下記の2つのポイントを守って調理するとよい。
深めの耐熱容器を選ぶ
マカロニと水を入れた容器を加熱すると、沸騰して茹で汁が上がってくる。浅い容器を使うと吹きこぼれてしまい、十分に茹でられないうえ電子レンジの掃除の手間が発生してしまう。茹で汁が上がることを想定し、深さに余裕のある容器を選ぼう。
加熱後はミトンなどを使う
加熱が終わったマカロニを電子レンジから取り出す際は、容器が熱くなっているためミトンなどを使うと火傷を防げる。
加熱後、そのまま置いておくとマカロニが水気を吸ってやわらかくなりすぎてしまう。そこで速やかに湯切りをする必要があるが、ラップを素手で外すと蒸気により火傷するおそれがある。ラップを外し湯切りをする際も、ミトンを使うと安全だ。
3. マカロニの時短テクと上手な使い方

茹でたマカロニは、グラタンをはじめマカロニサラダや和え物などに活用できる。とくに、好みの野菜とマヨネーズで和えるサラダや、チーズ和えなど簡単に作れるおかずは、マカロニさえ茹でられたらサッと作れる。もう一品ほしいときや、お弁当のおかずにも便利だ。時短の茹で方で、さまざまなマカロニ料理を気軽に作ろう。
冷凍保存もおすすめ
マカロニを多めに茹でて冷凍保存しておくと、さらに時短調理に役立つ。茹でたマカロニの冷凍保存の手順は下記の通りだ。
オリーブオイルをまぶしてから冷凍すると、マカロニ同士がくっつきにくくなるだけでなく、解凍時にべちゃっとなるのを防げる。必要な量だけ冷蔵庫に移して自然解凍させるか、電子レンジ解凍して使おう。
結論
マカロニの茹で方は鍋を使う方法が一般的だが、電子レンジ加熱なら時短で茹でることができる。吹きこぼれ防止のために深い耐熱容器を使う、火傷に気を付けるというポイントをおさえて、ぜひ試してみてほしい。茹でたマカロニは冷凍保存も可能だ。時短テクを活用し、マカロニを使った料理を気軽に作ろう。
調理師名:新江友基
経歴:調理学校を卒業と同時に調理師免許を取得。その後、カフェ、レストラン、居酒屋などさまざまな飲食店で調理業務やメニュー開発に携わる。現在は、過去の経験から得た知識を活かし、食に関する記事の監修を担当している。