目次
- ウインナーをまな板のうえに横向きに置く
- 左端から右端にかけて横線を引くように、数本切り込みを入れる
- 横線と垂直に、10本ほど縦線の切り込みを入れる
1. ウインナーが美味しくなる切り方

ウインナーが美味しくなる切り方は、切り込みを数本入れるというものだ。飲食店や市販のお弁当のウインナーにも切り込みが入っていることが多い。その理由は箸で掴みやすくするためという説が有力で、斜めに数本入れるのが基本である。美味しくなる切り方の場合は一般的なものとは異なり、少し変わった切り込みを入れる。
縦横の切り込み
上記の手順で、ウインナーに縦横の切り込みを入れていこう。ウインナーを切り離してしまわないよう、深さ5mm程度の浅い切り込みを細かく入れるのがポイントだ。
2. ウインナーが美味しくなる切り方と焼き方

ウインナーは、切り方と焼き方次第で美味しくなる。縦横の切り込みを入れたら、フライパンで焼こう。基本的には、切り込みを入れずに焼く場合と同じ焼き方でOKだ。
焼き加減
フライパンを中火で熱し、ウインナーを入れて焼く。切り込みを入れた部分が反って開いてくるまでしっかり焼くと美味しい。油をひく必要はないが、好みでサラダ油やごま油をひいてもよい。
好みで調味料を絡めても美味しい
ウインナーに焼き色がつき切り込み部分が開いてくるまで焼いたら、そのまま食べても十分美味しい。また、仕上げにケチャップを加えて炒め、粉チーズを散らすのもおすすめだ。わさび醤油、バジルなどもウインナーに合う。切り込みが入っているため調味料が絡みやすく、さまざまなアレンジが楽しめる。
3. ウインナーが美味しくなる切り方の特徴

縦横に切り込みを入れて焼いたウインナーは、切り込み部分が開いてユニークな見た目になる。飾り切りに比べると簡単で手間もかからず、お弁当のおかずに入れても華やかで子どもにも喜ばれるだろう。では、切れ目を入れないウインナーと比べて、味や食感にはどのような違いが出るのだろうか。
味や食感
ウインナーに切り込みを細かく入れると焼き目がしっかりとつき、香ばしさやカリカリとした食感を楽しめる。安価なウインナーはジューシーさに欠ける場合も少なくないが、切り込みを入れるとカリッとして美味しくなるのだ。
逆に、高級ウインナーの場合は切り込みを入れずに焼いたほうが、肉汁が閉じ込められてジューシーさや皮の弾ける食感を楽しめるだろう。切り込みを入れるかどうかは、ウインナーの種類によって使い分けるとよいかもしれない。
肉汁が飛び散るのを防ぐ効果も
切り込みを入れると、カリカリとした食感を楽しめるだけでなく、ウインナーを噛んだときに皮が弾けて肉汁が飛び散るのを防ぐこともできる。切り込みなしのウインナーは、弾ける食感が美味しい反面、肉汁で汚れてしまうケースもあるのだ。そのリスクを避けるために、切り込みを入れるのも一つの方法である。
結論
ウインナーに縦横の切り込みを入れてから焼くと、皮がほどよく焼けてカリカリの食感になる。また、ケチャップなどの調味料が絡みやすくなるため、味付けしたい場合にもおすすめの切り方だ。とくに、安価なウインナーが美味しくなる方法として覚えておくと便利である。
調理師名:新江友基
経歴:調理学校を卒業と同時に調理師免許を取得。その後、カフェ、レストラン、居酒屋などさまざまな飲食店で調理業務やメニュー開発に携わる。現在は、過去の経験から得た知識を活かし、食に関する記事の監修を担当している。