「粉チーズ」の正しい保存方法はこれ！開封後も常温がいい理由とは

1. 粉チーズの正しい保存方法

パルメザンチーズといえば、筒状のものを愛用している人も多いことであろう。あのポピュラーなパルメザンチーズの正しい保存方法についてまずは解説する。

パルメザンチーズが未開封の場合は冷蔵、常温どちらで保存してもOKだ。逆に開封後は、常温保存が正解。これは冷蔵庫から出し入れするときにその温度差でチーズが固まりやすくなってしまうから。ただし保存料の有無など、商品によって保存方法に違いがあるので、記載してある保存方法で保存すること。

常温の場合は湿度が低く、直射日光が当たらない場所に保存することが大切だ。開封後は賞味期限に限らず、早めに使用するのが鉄則である。

また夏場は常温保存には向かないので、冷凍保存するのがおすすめだ。

常温保存できることがわかった筒状のケースに入ったパルメザンチーズ。開封後は早めに使い切る必要があることもわかった。では一度に使い切れない場合は、どのように保存するのが適切なのだろう？

チーズは比較的長期保存が可能な食品である。とはいえ、そのままでずっと腐敗しないわけではない。環境が悪ければ、腐敗のスピードは早まる。さらに美味しさが半減する可能性も否定できない。

このため、一度に使いきれない場合は冷凍保存しておくのがおすすめだ。冷凍保存する場合は、少し面倒だが、一度に使い切れる量をラップに包んで密封袋に入れて冷凍するのがおすすめ。チーズの風味を残したまま長期保存が可能になる。

パルメザンチーズは前述の通り、冷蔵庫で保存すると温度差により水分を吸ってくっついてしまうことがある。これをバラバラに戻す方法はあるのだろうか？詳しく解説していこう。

固まったパルメザンチーズは、常温に置いて少し経つとバラバラになることがある。素早くバラバラにしたい場合は、蓋をあけて綺麗なフォークやスプーンでほぐすのが一番手っ取り早い方法だ。

市販の筒状のケースに入ったパルメザンチーズの中には、常温保存に適したものがある。冷蔵庫に保存すると、温度変化で水分を含みくっついてしまうのだ。ただし、環境によっては腐敗してしまうこともあるので、注意が必要だ。香りと美味しさを逃すことなく保存したい場合は、冷凍保存がおすすめである。

経歴：調理学校を卒業と同時に調理師免許を取得。その後、カフェ、レストラン、居酒屋などさまざまな飲食店で調理業務やメニュー開発に携わる。現在は、過去の経験から得た知識を活かし、食に関する記事の監修を担当している。