目次
- フライパンにバターを入れ溶かす
- 調味液を浸したパンをフライパンに乗せる
- 蓋をして3分ほど蒸し焼きにする
- 裏返してさらに3分弱焼く
- 卵と牛乳、砂糖で調味液を作っておく
- パンをカットしフォークで穴をあけ、冷凍用の袋に入れる
- 冷凍用の袋に調味液を注ぎ入れる
- 袋の中の空気を抜いて、調味液がパン全体に行き渡るようにする
- バットに乗せて平らにし、冷凍庫に入れる
- 冷凍庫からフレンチトーストを取り出す
- フライパンに油を引き、凍ったままのフレンチトーストを入れる
- 蓋をして10分強蒸し焼きにする
- 表面がきつね色になったら裏返し、バターを加えて風味をつける
1. フレンチトーストを時短で作るコツ

フレンチトーストの作り方は決して難しくない。シンプルなだけに、いくつかのコツを覚えれば、料理初心者でも時短で美味しいフレンチトーストを作ることができる。そのコツについて解説する。
フォークで刺す
フレンチトーストを美味しくする極意は、卵と牛乳の調味液がしっかりとパンに浸透することである。これを時短で可能にするには、フォークを使ってパンに穴をあけておくとうまくいく。裏表10ヵ所ほどに穴をあけておくとよいだろう。また食パンは繊維を断ち切るように横半分に切っておくと、より液が染みやすくなることも覚えておこう。
浸し液を温める
フレンチトーストの調味液は、牛乳と卵と砂糖で作る。冷蔵庫から出したばかりの牛乳や卵は冷たく、生地に染みにくいことが多い。調味液を温めることで、パンに吸収されやすくなるのである。卵は温めると固まってしまうため、耐熱容器に牛乳と砂糖だけ入れあらかじめ温めておく。そこに卵を加えて浸し液にするとよい。5~10分浸せば、十分にパンに染み込むだろう。
2. フレンチトーストの時短調理

時短でフレンチトーストを作るコツを覚えたところで、調理法についても解説する。フレンチトーストに使用するパンの厚みによって調理時間は異なるが、今回は4枚切りの厚めのタイプで説明しよう。
作り方とポイント
調味液に浸けたパンを焼く場合の手順である。
蒸し焼きにすることでよりふんわりとした食感のフレンチトーストが完成する。シナモンや粉砂糖、メイプルシロップをかけて美味しく食べることができる。
3. フレンチトーストの時短調理と冷凍保存

フレンチトーストを時短で美味しく食べるには、冷凍しておくのもひとつの手である。フレンチトーストを冷凍する方法について説明する。
下味をつけて冷凍
時間がないときにはありがたい冷凍フレンチトーストは、どのように作るのだろうか。その手順を見てみよう。
この状態でひと晩寝かせておく。
冷凍庫から出して焼く場合には、こちらの手順を参考にしてほしい。
パンの厚みによって調理時間を上手に調節して、焦げないようにするのがコツである。
結論
フレンチトーストは、ちょっとしたコツを覚えておくだけで時短で美味しく仕上がる。調味液がパン生地に染みやすいようにするのが美味しくするコツである。調理する際もパンのふんわり感が出るようにして、上手に焼き上げたいものである。時短で食べたい場合には、あらかじめ冷凍しておく方法もある。下味をつけたフレンチトーストを冷凍して、忙しい朝にも美味しい朝食にしてみてほしい。
調理師名:新江友基
経歴:調理学校を卒業と同時に調理師免許を取得。その後、カフェ、レストラン、居酒屋などさまざまな飲食店で調理業務やメニュー開発に携わる。現在は、過去の経験から得た知識を活かし、食に関する記事の監修を担当している。