春菊の冷凍方法｜保存方法や冷凍できる作り置きおかず

春菊はそのままだとあまり日持ちしない野菜で、冷蔵保存だと2～3日ほどだ。しかし、冷凍することで1ヵ月程度は保存できる。ここでは、生のままの春菊を冷凍するメリットやデメリット、冷凍方法などについて紹介する。

春菊を生のまま冷凍するメリットは、冷凍方法が比較的簡単で、調理する際は凍ったまま使用できる点だ。一方、デメリットは変色しやすいことだ。冷凍することで黒っぽくなり、見た目が悪くなるのだ。また、味にも変化があり、苦みやえぐみが出やすくなるので、まずいと思う人もいるだろう。 春菊を生のまま冷凍すると食感も柔らかくなるため、鍋やお味噌汁などの汁物に入れるといいだろう。

1．ボウルに水を張って春菊を振り洗いする。ざるにあげて水気を切る。
2．春菊に水気が残っていると凍らせた際にくっつく恐れがあるため、ペーパータオルなどで水気をしっかりと拭き取る。
3．葉の先端部分の茶色くなっている部分は切り落とす。残りの葉は2～3cm程度、茎部分は7～8cm程度にカットする。
4．フリーザーバッグなどに入れて空気をしっかり抜き、冷凍庫に入れて完了。

春菊をカットする際に茎を短めにカットすると、葉と同じ加熱時間で済む。カットする長さはお好みで変えるといいだろう。フリーザーバッグに入れる際、右半分に茎、左半分に葉、のようにざっくり分けて入れるのがおすすめだ。手前から順番に取り出すと、葉と茎がバランスよく取れるだろう。

おひたしやナムルにするときは、凍ったまま茹でても解凍してもいいだろう。 春菊を解凍する場合は、自然解凍がおすすめだ。加熱調理する場合は、解凍せず凍ったまま鍋や汁物に加えるのがおすすめだ。 フリーザーバッグの上から軽くもむと春菊がパラパラになるので、使う分だけ取り出しやすくなる。 冷凍した春菊は火が入りやすい。調理の最後のほうで加え、加熱のし過ぎには注意しよう。

春菊は茹でた後でも冷凍保存できる。茹でた後に冷凍した場合の保存期間も、約1ヵ月が目安だ。茹でて保存する場合のメリットやデメリット、冷凍・解凍方法について紹介しよう。

春菊を加熱してから冷凍すると、味や食感などの変化が少ない。生のままより劣化しにくいため美味しくいただけるだろう。しかし、生のまま冷凍するよりも手間がかかるのがデメリットである。
春菊を茹でてから冷凍した場合は、香りや食感が保てるため胡麻和えやおひたし、チヂミなどの料理に使うのがおすすめだ。

1．沸騰した湯に塩を少量加え、春菊の茎の部分から入れていく。
2．1分程茹でたら、冷水につけて水気を絞る。
3．春菊を5cm程度にカットし、小分けにしてラップで包む。
フリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存する。

春菊を茹でてから冷凍した場合も、おひたしや和え物などの加熱しないレシピのときは、レンジで加熱するか冷蔵庫で自然解凍してから使おう。加熱調理する際も、凍ったまま使える。

春菊は調理してからでも冷凍できる。胡麻和えやおひたしなどの保存期間や解凍方法を紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

春菊の胡麻和えは、冷蔵保存で3～4日ほど、冷凍保存の場合は1ヵ月ほど日持ちする。解凍する際は、自然解凍かレンジで加熱するといいだろう。

春春菊のおひたしは、冷蔵で4日程度、冷凍で1ヵ月程度日持ちする。解凍する場合も、胡麻和え同様に自然解凍もしくはレンジで加熱する。

春菊は、生のまま冷凍する方法と茹でてから冷凍する方法がある。生の場合と加熱する場合それぞれにメリット・デメリットがあり、お好みの方法で冷凍するといいだろう。春菊を調理してから冷凍する方法もあるので、作り置きおかずに便利だ。春菊を上手に日持ちさせて、美味しく食べてほしい。