1. にんじんを美味しく食べるコツとは?
普段の料理やお弁当作りに便利で、食卓に彩りを添えてくれるにんじん。利根川さんによると、にんじんをもっと美味しく食べるための、とっておきの保存方法とレシピがあるそうです!
今日からすぐにでも試せる方法を、早速伝授していきたいと思います。
2. にんじんを保存するときはへたを切る!

まずは、にんじんを美味しく食べるための保存方法をお伝えします。
にんじんを保存するときは、買ってきた状態のまま冷蔵庫に入れて保管する場合が多いですが、これではにんじんの栄養価を逃がしているかもしれません。
なぜなら、にんじんの葉っぱの部分(へたの部分)は成長点といい、この成長点に向かって可食部の栄養価が流れていってしまうそうです。しかし、あらかじめ成長点を切っておくことで、葉っぱのほうに栄養価が流れてしまうのを防止できるようです。
新鮮なにんじんの栄養価や味をキープするためにも、購入した場合は先に成長点を切ってから保存しましょう!
3. にんじんは加熱すると美味しくなる!

次は、にんじんを美味しく食べるための裏技をお伝えします。
にんじんは生で食べるより、加熱したほうが美味しくなるって知っていましたか?実は、にんじんは火を通すことで甘みが増して、より美味しく感じるようです。
それでは、利根川さんから伺った、油で揚げるだけの簡単なにんじんレシピをご紹介しましょう。
まずは、にんじんをスライサーなどで薄くカット。薄く切ったら、低温の油でカリカリになるまで揚げ、お好みのサラダなどに乗せたら完成です。にんじんが甘くなり、カリカリした食感も楽しめます!
揚げ物に抵抗がある方は、オーブンで焼くのもおすすめです。スライサーなどで薄く切ったにんじんにオリーブオイルと塩をまぶして、20~30分を目安に低温でじっくり焼くとできあがり。簡単で美味しいレシピを、日々の献立にプラスしてみてください。
結論
今回はぴよぴよ農場の利根川さんに、にんじんの保存方法や美味しいレシピを教えていただきました。にんじんは、ひと手間加えることでより美味しく食べることができるうえに、栄養を余すことなく摂取できます。ご紹介したコツやレシピを、ぜひ試してみてください!
今回ご協力いただいた農家さん
ぴよぴよ農場 利根川清久さん

大学で中国文学を研究した後、農家へ転身。現在は30種以上の作物を育て、マルシェにも積極的に出店している。
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