1. 最初は農業専門だった
平野さんのお父様は元々、キウイの出荷だけで生計を立てていたのだとか。キウイ栽培に関しては誰よりも勉強し、日本の中でもいち早く手を付けられたそうです。農業専門だった平野さんですが、東京ドーム3個分もある広大なキウイ農園の自然を活かし、1990年頃からは、ファームキャンプやSDGsに繋がるBBQといったいろいろなアクティビティを楽しめる観光農園を始められました。
2. 観光農園を始めたきっかけは?

平野さんは、実家のキウイ農園を継ぐ前までは、アフリカなどの発展途上国で農業支援をされていたそう。農業と命が密接に関わっている発展途上国で活動していくうちに、日本の若者の「生きる力」の必要性に気づいたそうです。
発展途上国の畑は、人々が集まるコミュニティとなっているそう。「全く同じようにはいかないかもしれないが、遊んでいるうちにいつの間にか農業に触れ合っている...のような、それと近いものを日本でも実現できたら」という想いから、平野さんは観光農園を営むことになりました。
3. 日々続けるキウイの研究

平野さんは、ほかの農園と差別化するために、さまざまな品種のキウイを育てているそう。しっかりと品種の開発や研究をするために、農園の約半分が研究場所として使用されています。無農薬・低農薬を目指すとともに、新型の病気への対策など、平野さんは日々研究し続けているのです。
結論
今回は、キウイフルーツカントリーの平野さんにお話を伺いました。遊びながら農業体験もできるキウイフルーツカントリーは、若者育成繋がる想いが詰まった観光農園です。みんなに楽しく農業のことを知ってほしいという平野さんの気持ちが伝わってきますね。今後は、平野さんから教えてもらったキウイの意外な食べ方などもご紹介するので、お楽しみに!
今回ご協力いただいた農家さん
キウイフルーツカントリー 平野さん

20代続く伝統的な農家の家系に生まれ、現在は農場とアクティビティ施設を併設しているキウイフルーツ農園の代表を務める。過去にはアフリカなどの発展途上国における農業支援の経験を持つ。
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