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いいレンコンには茶しぶがついてる!?レンコン農家さんに話を聞いたらこだわりがすごかった

いいレンコンには茶しぶがついてる!?レンコン農家さんに話を聞いたらこだわりがすごかった

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年8月 2日

今回お話をうかがったのは、「里山れんこん」を営む竜田藍子さん。竜田さんは現在、完全無農薬・無肥料で除草剤も使用しない自然栽培でれんこんづくりをしています。以前は農家とは無縁の仕事に就いていましたが、自然栽培についての講義を受けたときに衝撃を受け、農家へ転身しました。土地を見つける所からはじめ、れんこん農家となった竜田さんの、自然栽培にかける思いや今後についてお聞きしました!

  

1. 体調を崩したことをきっかけにれんこん農家の道へ

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れんこん農家になる前は、WEB関係の仕事で日々忙しくしていた竜田さん。あるとき、体調を崩し「このままの生活でよいのか...」と立ち止まったことをきっかけに、以前から興味のあった自然栽培の農家へ転身します。土地探しからはじめ、自ら谷津田を開墾して米づくりをはじめました。しかし、水が多過ぎる谷津田で米づくりはうまくいかず...。そこで、れんこんを栽培してみることにしたそうです。すると、水の豊富な土地とれんこんづくりがうまくマッチ!そこから、無農薬・無肥料の自然栽培でつくる、れんこん農家の道が始まりました。

2. 新鮮なれんこんの美味しさを知ってほしい

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新鮮なれんこんを食べてもらいたいという思いから、れんこんの「シブ抜きをしない」ことにこだわっています。れんこんは、葉から養分を吸収している間は表面に茶シブがつきます。シブ抜きとは、れんこんに茶シブがつくのを防ぐため、収穫前に茎を折り呼吸を止める作業です。お店で見かけるレンコンは真っ白なものが多いですよね。茶シブがつくと表面が茶色で見た目が悪くなるので、シブ抜きを行うのが一般的。しかし、呼吸を止めてしまえば茶シブがつかないかわりに養分も吸収できず、新鮮さが失われていきます。シブ抜きをしないれんこんは茶シブがつきますが、収穫直前まで呼吸をして養分が吸収できている証拠です。注文を受けてから収穫する里山れんこんは、普段食べない節や皮がまるごと食べられ、自然栽培ならではの美味しさを楽しめます。

3. れんこんの栄養をまるごと摂れる商品の開発

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れんこんの成分には熱を加えると壊れてしまうものがあり、すべての栄養素が摂れる方法を考えていました。そこで、れんこんを乾燥させてパウダーにすることを思いつきました。れんこんは、水の中でいくつかの節になっていて、下の部分は筋っぽかったりしわになっていたりしていますが、実は下に行くほど栄養が豊富なんだとか。その下の部分を使ったれんこんパウダーの開発に成功します。時間をかけて低温乾燥させ、れんこんの栄養素がまるごと摂れるれんこんパウダーは、竜田さんのこだわりが詰まったイチオシ商品です。

4. 自然栽培のよさを伝える場所をつくりたい


今回は、完全無農薬・無肥料・除草剤も一切使わず、自然栽培にこだわった里山れんこんのよさを、竜田さんに紹介してもらいました。自然の力だけで育つれんこんは、皮も柔らかくそのまま食べられて栄養も豊富。栄養素を壊さない低温乾燥でつくったパウダーもおすすめです。今後もこだわりを持って頑張る素敵な農家さんを紹介していきますので、お楽しみに!

結論

今回は、完全無農薬・無肥料・除草剤も一切使わず、自然栽培にこだわった里山れんこんのよさを、竜田さんに紹介してもらいました。自然の力だけで育つれんこんは、皮も柔らかくそのまま食べられて栄養も豊富。栄養素を壊さない低温乾燥でつくったパウダーもおすすめです。今後もこだわりを持って頑張る素敵な農家さんを紹介していきますので、お楽しみに!

今回ご協力いただいた農家さん

里山れんこん 竜田藍子さん
紹介画像
自身でお弁当の移動販売、HP制作など幅広い経歴を持ち、フードビジネスについて学んでいる際に、自然栽培に魅了され農業の道へ。自然栽培の先駆者木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」のように食べたひとが元気になれる「奇跡のれんこん」を目指し挑戦中。

<各種リンク>
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  • 公開日:

    2023年7月31日

  • 更新日:

    2023年8月 2日

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