1. 玉ねぎを甘くする裏技がある!?

玉ねぎを食べる際、口の中に辛みが残ってしまうのが気になる方はいませんか?玉ねぎの辛みが苦手で、玉ねぎを食べてくれないという子どももいるのでは。そこで野口さんに解決法を聞いてみたところ、辛い玉ねぎを甘くする方法があるそうです。玉ねぎの辛みがなくなれば、子どもも喜んで食べてくれるようになるかもしれません!早速その方法をご紹介します。
2. 玉ねぎの裏技
まず、玉ねぎをスライスしてボウルに入れます。そしてボウルにラップをかけ、冷蔵庫で一晩置いておきましょう。このとき、玉ねぎが空気に触れる時間を長くするのがポイントだそうです!スライスすることで玉ねぎの繊維が潰れ、表面積も広くなるため辛味成分が抜けやすくなるそうです。こちらの方法は、主に3~4月にスーパーに出回る、新玉ねぎを甘くしたいときに有効です!
3. なんで甘くなるの?

玉ねぎを甘くする方法で一般的に知られているのが、水にさらす方法です。水にさらすことで、玉ねぎの辛み成分の「硫化アリル」が飛んで甘くなります。先ほど紹介した空気にさらす方法も、この水にさらすと辛みが飛ぶのと同じ原理なのです!ただし、玉ねぎを水にさらしてしまうと、辛み成分だけでなく、ほかの栄養素や甘み成分まで流れ出てしまいます。玉ねぎには、ビタミンB1やカリウムなど、豊富な栄養素が含まれています。せっかく食べるのであれば、栄養がしっかり残っている玉ねぎを食べたいですよね。そのため、時間はかかりますが、水にさらすのではなくスライスして冷蔵庫で一晩置くのがおすすめとのことです!
結論
今回は、野口ファームの野口さんに玉ねぎを甘くする方法をお答えいただきました。新玉ねぎが手に入ったら、栄養素や甘み成分を逃がさず辛みを飛ばす方法を、ぜひ試してみてくださいね!
今回ご協力いただいた農家さん
野口ファーム 野口俊さん

淡路島にて野口ファームを営む。ホテルマンから農家に転身したのち、野菜の生産に留まらず、北欧エストニアを拠点とするNEXT INNNOVATIONと共同で「新しいカタチの学び場」としてS☆KOOL FARMを運営。その他にもSNS・テレビを通したメディア露出や子どもたちへの体験教室など様々な分野でチャレンジを続ける。
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