1. 緑肥のために始めたとうもろこし作り

武ちゃん農場では当初、にんじんと玉ねぎの栽培を行っていましたが、「緑肥」としてとうもろこし作りを始めたそうです。緑肥とは、肥料や土壌改良剤として利用される植物のこと。発芽して成長した植物が土壌内を栄養分で満たし、根で土壌を緩めることで、次回の作物の生育環境を整える効果を期待できるのだとか。
最初は緑肥として育て始めたとうもろこしですが、なんとふるさと納税のランキングで1位を獲得するほどの人気商品にまで成長!人気が出てきたことからだんだんと畑の面積は広がり、いまでは東京ドームよりも広い面積を使用して作っているそうです。
2. 美味しいとうもろこしを届けるためのこだわり

杉浦さんいわく、とうもろこし作りに適した環境は、盆地や標高の高い土地のような、寒暖差がある土地なのだとか。しかし、武ちゃん農場が位置しているのは平地。そのため杉浦さんは、もぎ取った瞬間のとうもろこしの美味しさを、いかにそのまま届けられるかにこだわり続けているそうです。
3. 武ちゃん農場の収穫から発送までを大公開
武ちゃん農場で実際に行われている、とうもろこしの収穫方法や配送方法をご紹介させていただきます!
とうもろこしを収穫する際のポイントは、熱を加えないこと。日が昇らないうちに収穫し、すぐに水をかけたのちに冷房の効いた部屋で選別を行います。選別後は冷蔵庫で保管し、配送もクール便を使用するのだとか。
杉浦さんに「これは記事にして大丈夫でしょうか?企業秘密に該当しませんか?」と尋ねたところ、「美味しいとうもろこしが増えてほしいので、むしろ真似してもらえるように書いてください!」と笑顔で答えてくださいました。なんて懐の深い方なんでしょう...!
結論
とうもろこし作りのすべてに快く答えてくださった杉浦さん。美味しいとうもろこしを届けるためのこだわりや収穫方法、発送時のポイントまで教えていただき、杉浦さんの熱い想いが伝わってきました。武ちゃん農場こだわりの美味しいとうもろこしを食べてみたい方は、ぜひ注文してみてくださいね。
今回ご協力いただいた農家さん
武ちゃん農場 杉浦武昭

愛知県碧南市にて、父親と二人三脚で農場を運営。とうもろこし・にんじん・たまねぎを「真面目に笑顔で」というモットーで育て、食べる人を笑顔にするため日々農業と向き合っている。
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