水なすの美味しい食べ方知ってる？プロの農家さんにインタビュー

南農園さんも育てられている「水なす」は、普通のなすと違って生でも食べられるのが最大の特徴だそう。生の水なすは、果肉部分は柔らかい中にも熟していない洋ナシをイメージさせる歯ごたえがあり、皮はパリっとしています。塩やオリーブオイルをかけるだけで美味しくいただけるそうで、ぜひ産地直送の新鮮な水なすで試してみてください。

南農園さん曰く、美味しい水なすを見分けるポイントは二つ、皮と重みだそうです。皮がツヤツヤしているものは繊維質も収縮しておらず、水分が保たれている証拠なんだとか。古いものは、皮の表面にシワが出ています。美味しく新鮮な水なすは身が詰まっている感じがあり、持ったときにズシッと重いそうです。お店で水なすを見つけた際は、手に取って重さも確認してみましょう。

水なすは生で食べられる野菜なので、そのまま食べるのもおすすめですが、南農園さんのイチオシはお味噌汁。水なすは皮部分に栄養がたっぷり詰まっており、食感もよいので、むかずに調理するのがおすすめなんだとか。
お味噌汁にする場合は、水なすの切り方やお味噌汁に加えるタイミングがポイントだそうです。水なすは繊維が多く含まれているため、斜めに切ったり食べやすい大きさに切ったりして、食感を楽しめるように整えましょう。また、火を通しすぎると水なすの食感が悪くなってしまうので、お味噌汁に加えるなら最後の数分間！できるだけ煮込む時間を短くすると、水なすの食感はそのままに美味しく食べられるそうですよ。

「泉州岸和田 南農園」さん直伝の美味しい水なすの見分け方や、調理方法についてご紹介しました。水なすは生で食べても美味しい、珍しいなすの一つです。お店で見かけた際は、今回ご紹介した目利き方法で、新鮮で美味しい水なすを手に入れてください。南農園さんもおすすめするその食感を、生で味わってみてはいかがでしょうか。

泉州岸和田 南農園　南孝信さん

大阪府岸和田市にて農園を営む。現在は水なす・きゅうり・人参をメインに栽培しており、にんじんの収穫期には家族連れにピッタリの収穫体験などのイベントを開催している。

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