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最新技術で農業をスマートに!?農業総合メーカーから分社化したげんき農場さんにインタビュー

最新技術で農業をスマートに!?農業総合メーカーから分社化したげんき農場さんにインタビュー

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年8月16日

今回は、ミニトマトとイチゴのハウス栽培を行う、げんき農場さまにお話を伺いました!げんき農場は、農業総合メーカーの渡辺パイプ株式会社から分社化した農場です。国内では2カ所の拠点があり、千葉県八街市でミニトマト栽培、埼玉県羽生市でイチゴ栽培を行っています。なぜ農業総合メーカーが農場を始めたのか、その理由や今後についての想いをお聞きしました。

  

1. 渡辺パイプ グリーン事業部とは

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渡辺パイプ株式会社のグリーン事業部は、農業に必要なビニールハウスや資材を提供しています。ハウスの温度や湿度を自動調整する環境制御装置や、遮光カーテンなども取り扱っているそうです。環境制御装置は、いままでは難しかったハウス内の温度や湿度管理の問題を解消。「ベテランの勘」がなくてもハウス運営ができる仕組みを整えています。

2. 自社製品で減らしたい農作業の負担

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げんき農場は、自社製品の開発や運用実験を行う「試験農場」、最新の設備で最高の作物を栽培・販売する「実践農場」と、2つの側面を持った農場です。農業好きなスタッフが集まり、自社の技術で美味しい作物をつくりたいと、こだわりを持ってミニトマトとイチゴを栽培。最新技術で農作業の負担を減らす「スマート農業」を成功させるために、日々課題と向き合いながら運営されています。

3. 最新技術を取り入れてスマート農業を拡げたい

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げんき農場は、自社の最新技術を取り入れた農場運営をされています。温度・湿度・土の温度・日射量・CO2濃度といったハウス内の環境管理は、経験がないと難しいもの。そこで、誰もが農業を目指せるようにと導入されたのが「ウルトラエースシリーズ」。ハウス内の環境を自動でモニタリング・記録・調整してくれる環境制御装置です!蓄積されたデータから最適な環境を選択できるため、ハウス内を快適な環境に整えられるそう。この最新装置を使い、栽培したげんき農場のイチゴは、2023年2月に開催された野菜ソムリエ協会主催「第一回全国いちご選手権」で優秀な成績を収め、埼玉県農業大賞特別賞を受賞しています。スマート農業が成功し、農業人口減少の対策の一歩になればと、げんき農場さまは願われているそうです。

結論

渡辺パイプ株式会社グリーン事業部から分社化してできた、「げんき農場」をご紹介しました。長年の経験を数値化して機械で管理していけば、経験が少なくてもハウス運営が可能になります。最新技術と最小限の人手で安心安全な作物ができれば、農業人口減少の対策にも役立つでしょう。げんき農場では、農場見学も行われています。興味がある方は、ぜひ問い合わせてみてくださいね。

今回ご協力いただいた農家さん

げんき農場 服巻さん(写真左)
紹介画像
営業を経験した後、農家さんを支援するためには農家さんの気持ちを知るべきと考え、自社農場のプロジェクトに立候補。日々課題と向き合い、スマート農業を実現すべく農場を運営中。

<各種リンク>
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  • 公開日:

    2023年8月10日

  • 更新日:

    2023年8月16日

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