1. とんぼ農園の名前の由来

名前の由来が気になったため、率直にうかがってみました。すると中島さんは「シンプルにとんぼが好きなんです」と答えてくださいました。好きな理由としては、蚊などの害虫を駆除してくれる益虫であるから。また、とんぼは前にしか進まず後ろに下がらないことから、「勝虫」とも呼ばれ、縁起のよい虫なんだそう。
2. 中島さんが就農を決めた理由は?

中島さんが就職を考える頃は、ちょうど就職氷河期。望まない会社で今後40〜50年働くってどうなの?と中島さんは考えました。そこで、「納得いく仕事がなければ、自分で自分の就職先をつくってしまおう!」と、底を打っている産業は今後伸びていく可能性があるので下火だった農業を選択しました。
大学生の時、農学部の先生に相談し、熊本の阿蘇で2週間の農業研修に参加しましたが、体力に自信があった中島さんでもとてもきつい体験だったそうです。大学卒業後、改めて阿蘇で長期の研修を経たのち、独立されました。
3. 旦那さんが凝り性

旦那さんは凝り性な性格で、美味しい野菜の土台となる土づくりにはとことんこだわっています。
そのため、見学に来た人がハウス内に入ることや、野菜を雑に触られることが、非常に嫌なんだそう。そのくらい大切に育てたこだわり抜いたほうれん草を栽培されています。
結論
就農して約20年。
土地やお金、道具、さらに信用すらないゼロからの出発。理想が高い分失敗も多かったがその度に研究を重ね、ようやくたどり着いた「こだわり抜いたほうれん草」。
今回の取材で、中島さんの熱い想いが強く伝わってきました。皆さんもぜひ、この「こだわり抜いたほうれん草」を堪能してみてください!
土地やお金、道具、さらに信用すらないゼロからの出発。理想が高い分失敗も多かったがその度に研究を重ね、ようやくたどり着いた「こだわり抜いたほうれん草」。
今回の取材で、中島さんの熱い想いが強く伝わってきました。皆さんもぜひ、この「こだわり抜いたほうれん草」を堪能してみてください!
今回ご協力いただいた農家さん
とんぼ農園 中島さん夫妻

夫婦二人三脚で農園を運営。とくに土づくりには力を入れており、善玉菌を増やす工夫をしている。土の環境を整えることで、植物が持っている本来の力を最大限に引き出し、病気や虫を寄せ付けない野菜の提供をしている。
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