1. 1.キャンプの服装を決める基本的な考え方

キャンプで着る服装の選び方で考えるべきことは、下記の3つである。
- 気温
- 虫
- 環境
気温
季節に応じて服装を考えることはもちろん、時間帯という要素を考慮しなければならない。夏の日中は、短パンとTシャツ、帽子とサンダルという組み合わせがほとんどだろうが、日が沈む頃や早朝などはジーンズのような長ズボンに履き替えた方がよい。少しでも肌寒いと感じれば長袖シャツを一枚羽織るようにしよう。
虫
蚊やブヨから身を守るため、野外での活動ではできるだけ長袖、長ズボンを着るようにしたい。しかし、真夏の場合はそうはいかないので、肌が露出する部分には虫除けスプレーなどを吹きつけておこう。蚊やブヨだけではなく、ムカデやマダニなど地面近くの虫にも注意が必要なため、サンダル履きの場合でも靴下を履けるタイプを選ぶのがおすすめだ。
環境
「環境」とは、キャンプ場が山なのか海なのかということである。標高の高い場所のキャンプ場だと、夏でも朝晩は一桁台まで気温が下がる。そんな場所にTシャツと短パンしか持っていっていない場合、一晩中シュラフに包まって、寒さに震えることになってしまう。ぜひ長袖、長ズボンを用意しよう。
海の場合は海風にさらされて、寒く感じることも多い。そんな時にウィンドブレーカーが一枚あるだけで、体温の調節が格段に楽になる。キャンプの服装選びは、季節や時間帯、環境や虫などの脅威を考慮しながら、さまざまな状況に対応できるようにこまめに脱いだり着たりしやすい服装を選ぶのがコツだ。
海の場合は海風にさらされて、寒く感じることも多い。そんな時にウィンドブレーカーが一枚あるだけで、体温の調節が格段に楽になる。キャンプの服装選びは、季節や時間帯、環境や虫などの脅威を考慮しながら、さまざまな状況に対応できるようにこまめに脱いだり着たりしやすい服装を選ぶのがコツだ。
2. 快適に過ごすインナー術

最近は機能性インナーという便利な物があるので、ぜひとも活用すべきだろう。各社、独自の技術で科学繊維を開発している。肌にピッタリとフィットして汗を即座に吸い取り、速乾作用で熱を放出するため、真夏でも涼しいものや、身体から発散される水蒸気を熱に変換する素材で冬でも暖かいものなど、気温に対応した機能性インナーがある。
真夏の日中は、夏用の機能性インナーの上下にTシャツと短パン、帽子とスニーカーで、快適さは格段に違ってくる。
春先や秋の終わりには、冬用の機能性インナーを下に着込めば、薄着で済むため軽やかに動けて作業もはかどるだろう。
絶妙なフィット感で筋肉を固定し、身体の揺れによる筋肉の無駄な動きを抑えるため疲れを軽減させるコンプレッションウェアなどもある。山登りなど計画している場合は、筋肉の無駄な揺れを抑えるインナーを着ることで疲れ具合がずいぶん違うはずだ。
機能性インナーは男性用、女性用、子ども用と各種あるので、キャンプ用品店やスポーツ用品店、洋服店などで探して自分に合うものを見つけてほしい。便利な物を賢く取り入れて、快適なキャンプライフを満喫しよう。
真夏の日中は、夏用の機能性インナーの上下にTシャツと短パン、帽子とスニーカーで、快適さは格段に違ってくる。
春先や秋の終わりには、冬用の機能性インナーを下に着込めば、薄着で済むため軽やかに動けて作業もはかどるだろう。
絶妙なフィット感で筋肉を固定し、身体の揺れによる筋肉の無駄な動きを抑えるため疲れを軽減させるコンプレッションウェアなどもある。山登りなど計画している場合は、筋肉の無駄な揺れを抑えるインナーを着ることで疲れ具合がずいぶん違うはずだ。
機能性インナーは男性用、女性用、子ども用と各種あるので、キャンプ用品店やスポーツ用品店、洋服店などで探して自分に合うものを見つけてほしい。便利な物を賢く取り入れて、快適なキャンプライフを満喫しよう。
3. ウィンドブレーカーは必須のアウター!季節に応じた服装をしよう

ここまで読んで、具体的にどんな服装がよいのかが気になっているのではないだろうか?季節ごとに例を挙げていくので、是非参考にしてほしい。
ただし、あくまでも参考としてみてもらい、寒さや暑さが苦手かどうか、汗をかきやすいかどうかなどを考慮しながら、自分なりのコーディネートを楽しんでほしい。
ただし、あくまでも参考としてみてもらい、寒さや暑さが苦手かどうか、汗をかきやすいかどうかなどを考慮しながら、自分なりのコーディネートを楽しんでほしい。
キャンプでの春の服装
- ジーンズ
- Tシャツ
- ダンガリーシャツ
- ウィンドブレーカー
- アウトドアブーツ
- 厚手の靴下
- 帽子
予備としてアウトドアジャケットもあるといいだろう。
キャンプでの夏の服装
- 夏用機能性インナー(上下)
- Tシャツ
- 短パン
- スニーカー
- 靴下
- 帽子(キャップよりもハットタイプの方が後頭部まで日差しを遮ってくれる)
予備としてウィンドブレーカーも持って行こう。
キャンプでの秋の服装
- ジーンズ
- 薄手のシャツ
- セーター
- ウィンドブレーカー
- アウトドアブーツ
- 厚手の靴下
- ニット帽
予備としてアウトドアジャケットがあるとよい。
キャンプでの冬の服装
- 冬用機能性インナー(上下)
- 裏地起毛チノパン
- ロングTシャツ
- シャツ
- セーター
- アウトドアジャケット
- 防水・防寒アウトドアブーツ
- 厚手の靴下
- ニット帽
- ネックウォーマー
冷涼な季節でも、暑くなれば脱げるようなコーディネートをするのがポイントだ。気温や寒暖差、汗をかく量などに考慮してアウターとインナーを選ぼう。また、温暖な季節であっても、寒いときに着込む服がないといったことにならないために、たとえ夏でもウィンドブレーカーなどのアウターを常備しておくのがおすすめだ。
結論
キャンプを快適に過ごすには、季節や状況に見合った服装をするのが重要だ。機能的なインナーを活用すれば、快適なばかりでなく、持って行く服の重さを軽減できる。アウトドアブランド各社で、機能的でオシャレなアイテムが揃っているので、どんな服装で行くかも、キャンプの楽しみのひとつにしてほしい。