1. 子供とハイキング、どんなお弁当にすべき?
食べやすさ重視!
アウトドアで食べるお弁当は、食べやすいことが大事。訪れる場所にもよるが、キャンプのようにテーブルや椅子などはなく、地面に座って食べることが多い。テーブルがない状態で箸をうまく使って食べることは手の小さな子供には難しいため、ランチボックスを置いたまま片手に持って食べられるものが望ましい。手づかみで食べられないおかず類には、爪楊枝やピックなどを刺しておこう。
荷物を少なく!
長い距離を歩くハイキングでは、できる限り荷物は軽くしたい。そして、持ち帰るゴミもできる限り少なくしたい。そのため、なるべく軽量化を意識してお弁当を用意することをオススメする。おにぎりとおかずのお弁当ではどうしてもランチボックスが必要になるが、唐揚げや卵焼きをおにぎりの具とすればランチボックスは必要なくなる。サンドイッチの場合も同様だ。ラップやアルミホイルで包むだけなので、食後のゴミも少なくて済む。
保冷も大切!
お弁当は、基本的に朝作って昼に食べる。ハイキングでなくとも保冷を意識することは鉄則だが、ハイキングではお弁当の入ったリュックが長時間陽に当たる可能性があるため、更に注意が必要だ。大掛かりな保冷バッグなどを使用すると荷物が増えるため、お弁当と一緒に保冷剤を包むと良い。また、栄養のバランスを考慮しながら、傷みにくいものを選ぶことも大切である。
2. ハイキング弁当〜おにぎり編
日本のお弁当と言えば、やはりおにぎり。ハイキングに持っていくおにぎりは、ワンハンドでも食べやすい小さめがオススメ。炊き込みご飯おにぎりやおかずを具にしたおにぎりなら、腹持ちが良くランチボックスも不要!
炊き込みご飯おにぎり
① 白米(3合)を30分ほど水に浸し、ザルにあげる
② 鶏もも肉(100g)を小さく切り、醤油(少々)・酒(少々)で下味をつける
③ ごぼう(50g)・人参(10g)・水で戻した干し椎茸(1枚)を小さく切る
④ 炊飯器に①の米を入れ、醤油(大さじ3)・みりん(大さじ2)・酒(大さじ2)・粉末だし(適量)を加えてよく混ぜ、三合の目盛りまで水を注ぐ
⑤ ④に②と③を乗せて炊く
⑥ 炊き上がったら、子供と一緒に小さめのおにぎりを作る
② 鶏もも肉(100g)を小さく切り、醤油(少々)・酒(少々)で下味をつける
③ ごぼう(50g)・人参(10g)・水で戻した干し椎茸(1枚)を小さく切る
④ 炊飯器に①の米を入れ、醤油(大さじ3)・みりん(大さじ2)・酒(大さじ2)・粉末だし(適量)を加えてよく混ぜ、三合の目盛りまで水を注ぐ
⑤ ④に②と③を乗せて炊く
⑥ 炊き上がったら、子供と一緒に小さめのおにぎりを作る
ほうれん草と鮭のおにぎり
① 塩鮭(1切れ)を焼き、骨や皮を取り除いてボウルに入れる
② 茹でたほうれん草(1/4束)を粗めのみじん切りにして①のボウルに入れ、醤油(少々)を加えて混ぜる
③ 炊いたご飯(1合)を②のボウルに加え、切るように混ぜる
④ 子供と一緒に小さめのおにぎりを作る
② 茹でたほうれん草(1/4束)を粗めのみじん切りにして①のボウルに入れ、醤油(少々)を加えて混ぜる
③ 炊いたご飯(1合)を②のボウルに加え、切るように混ぜる
④ 子供と一緒に小さめのおにぎりを作る
3. ハイキング弁当〜サンドイッチ編
ここからは、子供と一緒に作るサンドイッチを紹介する。おにぎりと同じく、様々な具を挟むことのできるサンドイッチ。ハイキングに持っていくサンドイッチは、2枚のパンで挟むよりも具がこぼれにくいロール型がオススメ。満腹感を得られる具材を選ぶのもポイントだ。
ささみとアボカドのロールサンド
① 鶏ささみ(5本)の水気を切って筋を取り、塩こしょう(適量)をふる
② ①のささみに小麦粉(適量)・溶き卵(1/2個)・パン粉(適量)をつけ、油であげる
③ 食品用ラップフィルムを下に敷き、サンドイッチ用のパンを広げてマヨネーズ(適量)を薄く塗り、薄くスライスしたアボカド(1/2個)を乗せる
④ ②のささみが冷めたら③のパンの中央に置き、子供と一緒にラップフィルムごと端から巻いて両端をキャンディー絞りにする
② ①のささみに小麦粉(適量)・溶き卵(1/2個)・パン粉(適量)をつけ、油であげる
③ 食品用ラップフィルムを下に敷き、サンドイッチ用のパンを広げてマヨネーズ(適量)を薄く塗り、薄くスライスしたアボカド(1/2個)を乗せる
④ ②のささみが冷めたら③のパンの中央に置き、子供と一緒にラップフィルムごと端から巻いて両端をキャンディー絞りにする
卵焼きとレタスのロールサンド
① 卵(1個)・牛乳(大さじ1)・砂糖(大さじ1)・塩(少々)を混ぜ、卵焼き用のフライパンにサラダ油(適量)を熱して焼く
② 中まで完全に火が通るように蓋をして焼き、3つに折る
③ 食品用ラップフィルムを下に敷き、サンドイッチ用のパンを広げてバター(適量)を塗り、中央に冷ました②の卵焼き、ケチャップ適量を乗せる
④ 水分を拭き取ったレタスをちぎって③の卵焼きに乗せ、子供と一緒にラップフィルムごとパンを端から巻いて両端をキャンディー絞りにする
② 中まで完全に火が通るように蓋をして焼き、3つに折る
③ 食品用ラップフィルムを下に敷き、サンドイッチ用のパンを広げてバター(適量)を塗り、中央に冷ました②の卵焼き、ケチャップ適量を乗せる
④ 水分を拭き取ったレタスをちぎって③の卵焼きに乗せ、子供と一緒にラップフィルムごとパンを端から巻いて両端をキャンディー絞りにする
結論
休みの日に子供と一緒にハイキング、きっと楽しい思い出となることだろう。父子で作ったハイキング弁当で思い出に花を添えよう!ハイキング中には、こまめに水分補給をさせることを意識しよう。また、疲労回復効果のあるチョコレートやバナナなどを行動食として持っておくと安心だ。