1. ダンボールで燻製をするメリット
ダンボールで燻製をするメリットを紹介しよう。
1.安く燻製を楽しめる
本格的な燻製器を買うと、安くても2千円以上、高いと何万円もするものもある。その点、ダンボール燻製器はホームセンターに行けば、千円ほどで購入することが可能だ。自作のダンボール燻製器を作るなら、スーパーなどでダンボールを無料でもらい、100円ショップで網などを購入すれば、トータル500円ほどで作ることができる。
2.後片づけが楽
本格的な燻製器の場合は、使い続けることが前提なので、使用後の清掃はマストだ。一方ダンボール燻製器は一度きりの使用なので、そのままゴミとして捨てることができる。網も使い捨てのものを使用すれば、後片づけはゴミのみだ。片づけが簡単なので、やってみようと思う人も多いはずだ。
3.持ち運びに便利
多くなりがちなアウトドアの荷物。ダンボール燻製器なら、ダンボールを畳んで持って行けるため、荷物がかさばらなくてよい。自作のダンボール燻製器であっても、ダンボール以外に必要なものは、ガムテープやアルミ皿などの小さなものなので、持ち運びやすい。
4.子どもとダンボール燻製器に絵を描くのも楽しい
子どもがいるときは、できあがったダンボールに絵を描くのも楽しい。アウトドアの楽しい思い出として心に残るだろう。
2. ダンボール燻製器の作り方と燻製の手順
手作りダンボール燻製器の作り方と燻製の手順を教えよう。
ダンボール燻製に必要なもの...ダンボール、ガムテープ、BBQ用の金網、アルミ皿、BBQ用の金串2本、鍋敷き用の金網、スモークウッド、好みの燻製食材
ダンボール燻製に必要なもの...ダンボール、ガムテープ、BBQ用の金網、アルミ皿、BBQ用の金串2本、鍋敷き用の金網、スモークウッド、好みの燻製食材
- ダンボールを組み立てる
まずはダンボールを組み立てよう。食材やチップを入れる入口を1ヶ所残し、底をガムテープできっちり留める。置き場所は、ダンボールが飛ばされないように、風が当たらない場所を選ぶとよいだろう。ダンボールは、30cm四方くらいの大きさを目安に、小さすぎないものがよい。小さすぎると温度があがりすぎるので注意だ。 - 網の置き場所を作る
まず、ダンボールの外側と内側にBBQ用の金串を指す場所に目印をつけよう。地面と平行になるように目印をつけたら、金串を2本貫通させ、その上に網をのせる。入れる食材によって、網を入れる高さを調節するとよいだろう。高さがあるダンボールを使用すれば、金串を増やして、2段の燻製器を作ることも可能だ。 - スモークウッドをセットする
ダンボールの底に鍋敷き用の金網、アルミ皿、スモークウッドを順に置けばダンボール燻製器の完成だ。 - 食材をセットする
ここでダンボール燻製器の網の上に好みの食材をのせよう。スモークウッドに火をつける前に、少し時間を置いて食材の水分を飛ばしておくと、酸味が消えて美味しく仕上がるので試してほしい。 - スモークウッドに火をつける
食材の表面が乾いたら、スモークウッドに火をつけよう。バーナーやガストーチ、着火剤を利用すると簡単に火をつけることができる。火がついたら、入口を塞ごう。上からガムテープで留めれば完成だ。ガムテープの端を折っておくと、開けるときに便利。 - スモークウッドの火が消えたら完成
スモークウッドの火が消えるまでは、1時間半~2時間ほど。煙が出なくなったら、火が消えた合図である。火が消えたら、燻製のできあがりだ。
3. ダンボール燻製でおすすめの食材
ここで、ダンボール燻製で使えるおすすめの食材を紹介しよう。
・仕込みなしの手軽な食材
ソーセージ(ジューシーで味わい深くなる。酒のつまみにぴったり)
スパム(意外に美味しいスパム。缶から出すだけなので簡単)
プロセスチーズ(酒のつまみや子どものおやつにもよい)
ポテトチップス(大人も子どもも大満足できる食材)
スパム(意外に美味しいスパム。缶から出すだけなので簡単)
プロセスチーズ(酒のつまみや子どものおやつにもよい)
ポテトチップス(大人も子どもも大満足できる食材)
・少し手間はかかるが絶品な食材
サーモン(1時間ほど塩漬けしたものを使う)
マダカ(刺身用のマダカに塩、胡椒、タイムをもみ込み、冷蔵庫で一晩寝かせたものを使う)
マダカ(刺身用のマダカに塩、胡椒、タイムをもみ込み、冷蔵庫で一晩寝かせたものを使う)
結論
ダンボール燻製器は安くて片づけ楽々の手軽な燻製器だ。待ち時間さえあれば、難しい手順はない。イベントとしても楽しめる燻製は、BBQに華を添えてくれることだろう。アウトドア初心者でもチャレンジしやすいので、ぜひ試してほしい。